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楽天ラクマ、偽造品の不正取引撲滅へ「権利者保護プログラム」

楽天は、フリマアプリの楽天「ラクマ」において「権利者保護プログラム」を12日より運用開始する。偽造品の出品などによる権利侵害商品や行為について、権利者が申し立てを行なう際の手続きを簡略化し、不正取引の撲滅を目指す。

権利者は、事前に必要事項の登録を行なうことで、申し立ての際のウェブフォームへの入力を簡略化する「登録型プログラム」(法人事業者対象)か、申し立てを行なう際にウェブフォームで一括で必要事項を入力する「申告型プログラム」(すべての権利者対象)のいずれかの方法で申し立てを行なえる。

ラクマでは、24時間365日体制でのパトロールや、1,000以上の権利者との情報連携などを進め、不正取引の取り締まりを行なっている。これまで、権利者からの申し立てはメールで受け付けていたが、手続きの際に入力する必要事項が多く、申し立てから受付・連携・対応までに時間を要していたという。同プログラムの運用により、権利者とラクマ間の手続きにかかる時間と煩雑さを改善し、迅速な対応による権利者と消費者のトラブル回避を目指す。