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Google マップに都営バスのリアルタイム位置情報

8月18日より都営バスのリアルタイムな位置情報が、Google マップの経路探索時の画面に表示されるようになった。

公共交通オープンデータ協議会は公共交通オープンデータセンターより、東京都交通局の運行する都営バスのデータをGoogle Asia Pacificに提供開始。これにより、経路探索に際して案内されるバスのリアルタイムな位置情報が表示される。

公共交通オープンデータ協議会は、公共交通事業者およびICT事業者等79団体で構成される、産官学連携の協議会。鉄道、バス、航空、フェリーの分野において、公共交通関連データのオープン化に向けた活動を⾏なっており、2019年5⽉より、鉄道、バス、航空など様々な交通機関のデータをワンストップで提供する「公共交通オープンデータセンター」の運⽤を開始した。

また東京都では、行政が保有するデータを、機械判読可能な形式、二次利用可能なルールにより公開することで、行政の透明性や住民サービスの向上等を目指すオープンデータの取り組みを推進している。

都営バスのバスロケーション(現在地)データについては、国土交通省が標準形式として新たに定めた「GTFSリアルタイム形式」のデータを、公共交通オープンデータセンターを通じてオープンデータとして提供開始したことを発表している。

東京都交通局によれば、データ提供により多くのアプリ等の開発者が、都営バスのバスロケーションデータを利用した様々なアプリケーションやサービスの提供が可能になり、都営バス利用者の利便性向上が期待できるとしている。