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Googlebook誕生 Geminiを前提とした新しいノートPCが今秋発売
2026年5月13日 02:02
Googleは11日(米国時間)、新たなノートPCのプラットフォーム「Googlebook」を発表した。Geminiを中核としてノートパソコンを再設計したシリーズで、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovoらが協力して製品を開発。2026年秋の製品発売を予定している。
同社のノートPC型の製品としては、クラウドサービスを前提とした「Chromebook」を展開しており、文教市場などでは高い支持を得ている。新たな「Googlebook」は、Googleが推進する「Gemini Intelligence」向けに再設計され、デバイス上でのAI活用を前提とし、Androidアプリにも対応する新たなプラットフォームとなる。
Gemini Intelligenceは、Geminiが質問に答えるだけでなく、AIがユーザーの意図を汲み取り、実際の行動を促す。例えば、日常の買い物の注文、夕食の手配、配車、フィットネスクラスの予約、イベントチケットの確保といったタスクを、AIが対応アプリと連携して自律的に実行する。こうした体験をノートPC上で展開する。
Googlebookは、「カーソル」を起点に動作。マウスやパッドの操作に追従するカーソルだが、Googlebookではカーソルを少し動かすだけで、Geminiが「役立つ機能」を表示。画面上の何かを指すと、状況に応じた提案を行なうもので、メール内の日付を指して会議を設定したり、リビングルームの写真と新しいソファの写真など、2つの画像を選択して、組み合わせて視覚化できる。これにより、アイデアから完了まで、数クリックで進められるという。
「Create your Widget」機能では、プロンプトを入力するだけでカスタムウィジェットを作成できる。Geminiはインターネットを検索したり、GmailやカレンダーなどのGoogleアプリと連携して、パーソナライズされたダッシュボードを作成。ベルリンでの家族再会の計画を立てている場合は、Geminiが、フライトやホテルの情報、レストランの予約、カウントダウンまでを、デスクトップ上の1つの便利な場所にまとめて整理する。
これにより、デスクトップが「本当にパーソナライズされた『ホーム』」になるとする。
もうひとつの大きな特徴といえるのが、「Androidエコシステム」への最適化だ。
Google Playに対応するほか、アプリのダウンロードも不要で、スマートフォン上のアプリの操作をGooglebookで引き継いでシームレスに利用することもできる。例えば、スマホのデリバリーアプリをGooglebookから操作して注文したり、Duolingoの語学レッスンリマインダーが届いたら、Googlebook上でそのままレッスンできる。
また、GooglebookのファイルブラウザーからAndroidスマホのファイルにアクセスして操作したり、検索・編集などが可能となり、ファイル転送は不要とする。
Googlebookは、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovoなどと連携して開発し、様々な形状やサイズで展開予定としている。また、独自の「グローバー(glowbar)」の存在により、それがGooglebookだと一目でわかるようにする。








