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LUUP、小型電動アシスト自転車のシェアサービス開始。10分100円~

Luupは、小型電動アシスト自転車を用いたシェアサイクルサービス「LUUP(ループ)」を渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の6エリアの一部で5月25日より開始する。

LUUPは、街じゅうの電動アシスト自転車に、好きな場所から乗って返せるシェアリングサービス。将来的には様々な電動マイクロモビリティを導入予定だが、まずは小型電動アシスト自転車のシェアから開始する。5月25日時点では、飲食店や駐車場などの空きスペースを活用したポート57カ所で展開する。

料金は、初乗り100円/10分(10分以降は1分あたり15円)。サービス開始時は50台からスタートする。サービスはアプリから利用するが、サービス開始時点ではiOSアプリのみ。Androidにも順次対応予定としている。

特別定額プランも用意し、1日パック(6時間まで)が750円、1日パック(12時間まで)が1,000円。週額パック(1日6時間まで)は、3,000円(初週無料で2週目以降に解約可能)、月額パック(1日6時間まで)は6,000円(初週無料で2カ月目以降に解約可能)。

電動アシスト自転車は、Luupが自社開発した「LUUP Cycle Lite」。このモデルは、快適さと安全性のために走行時の「軽さ」を追求。最高速度を抑えながら、坂道などを軽い負荷で登れるようアシスト力を強化している。

LUUPのポートは、小型な電動アシスト自転車を使うため、自販機一台分のスペースに設置でき、コンビニや飲食店の入り口横などの小さなスペースでもポート設置が行なえる。既存のシェアサービスに比べて様々なスポットにポート設置が行なるため、高密度なポート設置が実現できるという。

安全に配慮し、台数を大幅に制限して50台でスタート。順次、台数を増やしていく。ポート数も3カ月後に現エリアで2倍に拡大する。また、自転車やポートの定期的な消毒・抗菌も行なう。将来的には小型電動アシスト自転車のほか、電動キックボードやシニアカーなど複数の機体を設置する予定。