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JR九州、博多駅至近の福岡県庁舎敷地に11階建ビル

JR九州は、博多駅から半径約500mエリア内に位置する福岡東総合庁舎敷地に、店舗やオフィスが入る11階建てビルを開発する。

イメージパース

JR九州、福岡地所、麻生を構成員とする企業グループが、福岡県が実施した「福岡東総合庁舎敷地有効活用事業」に応募し、優先交渉権者として選定されたことによるプロジェクト。

提案では、「デンマーク王立図書館」をはじめ世界で多くの実績を持つ建築デザイン事務所「シュミット・ハマー・ラッセン・アーキテクツ」(デンマーク)を起用し、博多駅東エリアの再開発の起点となる建築コンセプトを表現したという。

全体の計画では、ビジネスの起点となるオフィス環境を整備するとともに、通りに面した広場、エントランス、カフェを一体整備。また緑地広場や歩行者空間に沿った緑地を整備する。

所在地は福岡市博多区博多駅東一丁目218番1及び219番。敷地面積は2,638.64m2。借地期間は70年間。

位置図

今後は、敷地が「博多コネクティッド」(博多駅から半径約500m)エリア内に位置することを踏まえた開発計画の検討や関係機関との協議が進められる。

スケジュールは、'20年1月に福岡県との基本協定締結、'21年4月に現建物解体工事着手、'22年3月に新施設建設工事着手、'24年3月から4月に新施設竣工。