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福岡青果市場跡地にスポーツパーク有する商業施設。三井不動産ら

福岡市博多区青果市場跡地の商業施設開発について、三井不動産、九州電力、西日本鉄道が11月12日に起工式を実施。2022年春開業予定で開発を進める。

福岡市が実施した「青果市場跡地活用事業」の事業者公募等を経て、3社共同で設立した特別目的会社(博多那珂6開発特定目的会社)が当該跡地を取得し、推進している事業。

計画地は、博多の隣駅であるJR鹿児島本線 竹下駅の徒歩圏内。幹線道路である筑紫通りに接し、福岡外環状線にも至近で、また福岡空港と近接している。計画地内にはバスターミナルを新設する予定で、広域からアクセスしやすいとともに、公共交通機関での交通利便性も高いとしている。

広域図
狭域図

施設の規模は、敷地面積が約86,600m2、延床面積が約206,400m2。地上5階・地下1階の店舗棟、7階建の立体駐車場棟(2棟)のほか、フットサルコートやテニスコート、200mトラックを有するスポーツパーク等、多機能な広場の設置を計画する。

西側外観イメージ
屋外広場イメージ
建物配置図

商業機能については、ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント施設等を計画しており、ファミリー層からシニア・ヤング層まで幅広い世代が楽しめる施設を目指す。

また、屋外の広場設置、建物の開口を広く設けることによる自然換気の促進、非接触型の決済システムの導入等、新たな生活様式に対応した施設計画を進める。

同事業では、省エネ効果に優れた高効率機器の採用等により環境負荷に配慮するとともに、災害に強いエネルギーシステムを計画。施設内には帰宅困難者待機スペースや電気自動車充電ステーションを設置する。

所在地は福岡市博多区那珂6丁目351番他。設計会社は竹中工務店。