ニュース

博多駅南「音羽公園」整備 レストラン・カフェ・都心の森

全体配置イメージ

福岡市は、博多駅南に所在する「音羽公園」の整備について、Park-PFI制度を活用して事業者公募を実施し、優先交渉権者を大和リース 福岡支社を代表企業とするグループに決定した。今後、設計および工事が進められ、2027年冬のオープンを予定している。

音羽公園の所在地は福岡市博多区博多駅南⼀丁目1で、面積は5,338m2。周辺では博多駅の活力と賑わいを周辺へつなげていくプロジェクト「博多コネクティッド」が進行しており、また福岡市は、緑豊かなまちづくりを目的とした「都心の森1万本プロジェクト」を推進している。音羽公園の整備・管理運営事業は、公園利用者の利便性向上や公園の魅力向上、同プロジェクトを踏まえた居心地の良い空間の創出を目的に実施する。

民間施設として、公園であり森でもあるような建築物を整備。緩やかに隆起する公園の地形が屋根に接続し、建物が地形の⼀部となることで、公園と建築が連続したひとつなぎの森を形成するとしている。

民間施設

また、公園利用者が立ち寄りやすい、レストランやカフェなど6店程度のテナントや、喫煙所、トイレを整備する。

公園全体イメージ

公園整備では、建築物による「ひとつなぎの森」のほか、「せせらぎの森」「寄り添う森」を計画。せせらぎの森には高低差を活かした水の流れや安全に遊べる浅瀬等、寄り添う森には芝生広場や木漏れ日のある中央広場等を整備する。

高低差を活かした浅瀬
芝生広場
中央広場
休憩施設