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福岡天神ビッグバンで小学校跡地に九州初リッツ・カールトン等

福岡県の天神エリアの旧⼤名⼩学校跡地における、九州初の「ザ・リッツ・カールトン ホテル」 等が入る複合施設の工事が、2022年12⽉の竣⼯を⽬指して開始された。「天神ビッグバン」の⻄のゲートとして、都⼼部の機能強化と魅⼒づくりを図る。

明治通り東側からの全景

事業主体は、積⽔ハウス、⻄⽇本鉄道、⻄部⽡斯、⻄⽇本新聞社、福岡商事の5社が設立した「⼤名プロジェクト特定⽬的会社」。所在地は、福岡県福岡市中央区⼤名⼆丁⽬165番1,2及び3。天神駅から徒歩5分。計画地⾯積は既存の南校舎敷地を除き、約11,900m2

更新期を迎えた⺠間ビルなどが集まる天神地区における、新たな空間と雇⽤を⽣み出す福岡市の取り組み「天神ビッグバン」エリア内での「旧⼤名⼩学校跡地活⽤事業」として進められる。

天神ビッグバン対象エリア

施設は、オフィス・ホテル棟、コミュニティ棟、広場、イベントホールの構成。ザ・リッツ・カールトン ホテルが入居するほか、商業施設、オフィス、創業⽀援・⼈材育成施設、保育施設が配置される。

広場東側からオフィス棟を望む

ザ・リッツ・カールトン福岡はオフィス・ホテル棟の17階から24階で、客室162室、全室⾯積50m2以上。オフィスはオフィス・ホテル棟の3階および5階から16階、コミュニティ棟の4階で、ワンフロア最⼤貸付⾯積約2,500m2、総⾯積約30,000m2

プロジェクト概要

創業⽀援・⼈材育成施設については、コミュニティ棟2階と3階にコワーキングスペースやシェアオフィスを配置。南校舎のスタートアップ⽀援施設「Fukuoka Growth Next」と連携し、創業⽀援・⼈材育成環境の提供を計画。また約3,000m2の広場やコワーキングスペースなどを通じた世界や地域との多様な交流拠点を目指す。

広場⻄側からイベントホールを望む

保育施設については、コミュニティ棟3階に定員50名の保育施設を整備する。

商業施設はオフィス・ホテル棟の1階から2階。福岡初、⽇本初進出の商業店舗を誘致するとしている。

明治通りからの近景

規模は、地下1階、地上25階、最⾼⾼さ約111m、延床⾯積約90,400m2

南東上空よりの全景