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OpenAI、「Codex」にサイトを共有できる新機能「Sites」 役割プラグインも

OpenAIは2日(米国時間)、AIコーディングツールの「Codex」に新機能「Sites」を追加した。Codexから簡単にチームダッシュボードやイベントカレンダーなどのアプリを生成して、プライベートURLで共有できる機能で、CodexのBusinessプラン(1人あたり25ドル/月~)とEnterpriseプランでプレビュー提供を開始する。また、仕事にあわせた「役割プラグイン(role-specific plugin)」や注釈機能も展開する。

Build and share apps in Codex

Codexの利用者は、毎週500万人以上で、ソフトウェア開発者だけでなく、アナリスト、マーケター、オペレーター、デザイナー、リサーチャー、投資家、銀行員など、開発者以外のユーザーが約20%で、増加率は開発者の3倍以上という。

こうした傾向を受けて、「業務」のためのCodexの機能を強化。役割やツールに合わせてCodexをカスタマイズするプラグインと、結果をその場で精緻化できる注釈機能、URLを使ってワークスペースと共有できるインタラクティブなウェブサイトやアプリを作成するSites機能をプレビュー提供する。

業務にあわせた「役割プラグイン」

OpenAI社内では、技術系以外のチームがCodexを活用して社内アプリの開発や、経営陣向け資料の作成、ダッシュボードの構築、ブランドやデザインのルールを反映したクリエイティブ素材などを作成している。また、Zapierでは、チームがCodexを使ってSlack、Google Docs、Codaなどのツールから情報を抽出し、その文脈を事後分析、インシデント対応計画、機能リクエストへと変換しているという。

こうした業務利用の強化のため、6つの業務向けプラグインを提供する。アプリやスキルと組み合わせて、業務に活用できるほか、Codexをチームが既に使用しているツール、コンテキスト、ワークフローと連携できる。

  • データ分析プラグイン
  • クリエイティブ制作プラグイン
  • セールスプラグイン
  • 製品デザイン用プラグイン
  • 公開株式投資用プラグイン
  • 投資銀行向けプラグイン

例えば、データ分析プラグインでは、Snowflake、Databricks Genie、Hex、Tableauなどのツールを使用して、製品やビジネスデータを分析。主要指標の変化の理由を説明し、レポートやダッシュボードを作成できる。

投資銀行向けプラグイン

製品デザイン用プラグインは、初期のアイデアをプロトタイプに変換。チームで製品の方向性を模索し、ユーザーフローを検証し、ライブURLからプロトタイプを作成し、検討。作業はFigmaやCanvaなどのツールで引き継げる。

製品デザイン用プラグイン

Sitesで共同作業

新機能のSitesは、アイデアを形にするキャンバスとして動作する。技術スキルに依らずに、@Sitesと入力して指示するだけで、ダッシュボードやカレンダーなどのアプリを生成し、プライベートURLで共有可能とする。

Codexで、アイデア、分析、計画を取り込み、ダッシュボード、プランナー、レビュー用ワークスペース、プロジェクトボード、ギャラリー、軽量ツールなどに変換できる。

サイトはURLを介してワークスペース内の誰とでも共有でき、チームが共同で作業し、意見を交換したり、進捗を追跡し、意思決定などを行なう共有スペースとなる。

OpenAIでは、Sitesを「エコシステム」として強化する方針で、Vercel、Wix、Base44、Replit、Lovable、Figma、Webflow、Emergentなどのパートナーとも連携を進める。

Codexに明確に指示する「注釈」

注釈(annotations)機能は、修正したい箇所を正確に指定し、何を変更すべきかをCodexに伝える機能。ドキュメント、スプレッドシート、スライドなどで活用できる。

例えば、サイト内のナビゲーションバーを選択し、Codexにフォントの更新を依頼する、投資の主張をハイライトし、その出典をCodexに尋ねる、スライド上のチャートをマークし、より明確なラベルを求める、など明確な目的をCodexに指示できる。

修正不要な部分に影響を与えず、作業をブラッシュアップしていく仕組みとなる。