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Microsoft、AIエージェント時代の新デバイス「Project Solara」

Microsoftは2日(米国時間)、開発者会議「Build」において、AIエージェント時代に対応した新たな「エージェントファーストデバイス」として、「Project Solara」を発表した。

AIエージェントを前提とした業務に適したデバイスとして、Azureによるクラウドサービスと連携して動作するデバイス。デスク向けデバイスはMediaTekと協力して開発。Windows Hello(Hello for Business)で安全にサインインし、即座にMicrosoft 365 Copilotなどのエージェントを呼び出せる。

また、ウェアラブルバッジは、Qualcommのチップを搭載したポータブルデバイスで、音声やカメラを使って「今日のSNS用の写真を選んでチームに送って」と指示を出したり、医療現場で看護師がハンズフリーでカルテを記録したりするといった活用を想定している。

ユーザーインターフェイスもエージェントを前提に設計し、コンテンツや画像、レイアウトなどをコンテンツにあわせて生成する想定。UIを含めてエージェントループの一部となる「ジャストインタイムUI」を想定する。

従来のレスポンシブデザインを超えつつも、完全にジェネレーティブとはせずに、一貫性とユーザービリティを維持しながら、異なるデバイス間で表示を揃える。

現時点ではコンセプトモデルだが、Microsoft社内では数百人の従業員が、業務を改善するために実際に使用してテストを行なっている。また、AccuWeather、Best Buy、CVS Health、Levi's、Targetなどと共同で、先行試験運用を開始予定としている。

今後、MediaTekとQualcommなどの半導体パートナーと協力し、ポータブル、ウェアラブル、デスクトップなどカテゴリーごとにリファレンスデザインを策定。医療、小売、金融、などの各業界ニーズに合わせた特化型のSolaraデバイスのエコシステムを目指す。

基盤技術としてはAndroid(AOSP)をベースに開発された「Microsoft Device Ecosystem Platform (MDEP)」と、Entra ID、Hello for Businessなどをデバイス側に搭載。カテゴリごとにディスプレイや音声、タッチなどのインターフェイスに対応する。

Project Solara: A new vision for agent-first computing

Project Solaraの目標は、新たな目的特化型で管理しやすいフォームファクター。自社の独自エージェントを組み込んだ専用デバイスを、すぐに作って導入できる基盤として、様々な業務で使える「ターンキーソリューション」を目指す