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JR九州、長崎駅前に新駅ビル。高さ60mの新ランドマーク

外観イメージ 敷地北から長崎港を臨む

JR九州は、長崎駅周辺のまちづくりにおける拠点となる「新駅ビル」の開発概要を発表した。長崎の新たなランドマークとすべく、高さ60mで計画。国際観光都市に相応しいデザインや照明等を行なうとしている。

外観イメージ 敷地北西 駅東口から

長崎駅周辺では、2020年春の長崎本線の鉄道高架化や九州新幹線西九州ルートの建設など都市基盤の整備が進行している。新駅ビルは「新幹線開業を契機につくる国際観光都市長崎の陸の玄関口」をビジョンとして掲げた、商業、ホテル、オフィス、駐車場等の複合開発。既存の駅ビルのアミュプラザ、ホテルは存置。新たに生み出される在来線と新幹線の高架下も一体的に開発する。

位置平面図

新駅ビルの敷地面積は約18,000m2(既存駅ビル含むと約35,000m2)。延床面積は114,000m2。地上13階建て、高さ60m。1階から3階までが商業、4階から6階がオフィスと駐車場(約1,300台)、7階から13階がホテルとなる。

施設構成図

新駅ビル上層フロアは、マリオット・インターナショナルの「マリオット・ホテル」の契約締結に向けて協議中としている。締結した場合、JR九州初のインターナショナルブランドのホテル運営となる。客室数は200室。2025年開業予定。

外観イメージ 敷地南からホテルを仰ぎ見る

高架下の延床面積は約4,000m2。土産物販や飲食等の商業施設が入る。2022年の新幹線開業と同時に高架下も開業する。

今後、2020年春に長崎本線が高架化切替し、地上の軌道等の鉄道施設を撤去。2021年春を目途に新駅ビルの工事に着工。2023年に商業と駐車場の一部、オフィス全体を開業。2025年にホテルを含め、グランドオープンする。

外観イメージ 敷地東北 電車通りから