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豊洲に東京ガスの水素ステーション建設。燃料電池バス100台導入

東京ガスは、日本水素ステーションネットワークと共同で、東京都江東区豊洲に「豊洲水素ステーション」を建設すると発表。2019年度の開始を目指す。

豊洲水素ステーションの外観イメージ

燃料電池バスの大規模受け入れが可能な日本初のオンサイト方式水素ステーションで、東京ガスが運営する、練馬、浦和、千住に続く4カ所目の水素ステーション。敷地面積は約2,000m2、充填能力は300m3/h以上(ピーク時500m3/h以上)で充填圧力は70MPa。水素供給方式はオンサイト方式。

経済産業省の「燃料電池自動車の普及促進に向けた水素ステーション整備事業費補助金」などの交付決定を受け、2018年度中に着工、2019年には営業開始を予定しているという。

東京都では2020年に向けて、100台以上の環境に優しい燃料電池バスの導入が計画されている。このため、燃料電池バスの運行を支える水素ステーション整備が必要とされ、その一環として、環境面・防災面に優れた魅力的な街づくりが進む豊洲地区に、新規の水素ステーションを建設する。

東京ガスは、燃料電池自動車の普及に向けた水素供給の基盤確立に貢献するとともに、水素利用拡大を目指す。