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JR東、水素ハイブリッド電車「HYBARI」 27年度末営業運転
2026年7月15日 09:00
JR東日本は、日本初の水素ハイブリッド電車「HYBARI(ひばり)」の営業運転を2027年度末に開始する。鶴見線および南武線(尻手~浜川崎間)を運行する。
HYBARIは、水素を燃料とする燃料電池装置と蓄電池を搭載したハイブリッド電車。HYBARIに搭載された水素は燃料電池に供給され、空気中の酸素と化学反応させることにより、CO2を排出せずに発電できる。
JR東日本は22年3月から実証実験を行なっており、鉄道車両としての車両性能やシステムの安定性を検証した。営業運転に向けては試験車両のHYBARIに対して、日本初の水素を利用した営業車両としての改造を行なう。
HYBARIの水素充填は、鎌倉車両ベース(中原)で35MPaの高圧水素で実施する。1回の充填で走行できる距離は約70km。
HYBARIで得た知見をもとに、次世代水素ハイブリッド電車の開発を開始。世界初の70MPaの高圧水素を使用することでディーゼル車両と同等の走行距離を確保し、連続する勾配線区に対応可能な走行性能を検討する。これらを両立することによる広範囲な線区で走行できる鉄道車両の実現、2030年度末目途の営業運転を目指す。
次世代水素ハイブリッド電車の運行開始に際しては、より短時間で高圧の水素充填ができる設備を整備。将来的には海外で製造され国内に輸入される水素や、国内の再生可能エネルギーが豊富な地域で製造される水素の活用を検討する。加えて、世界各地の環境問題へのソリューションとして海外展開も視野に入れる。


