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「LINEほけん」スタート。自転車や山登りなど59商品、最短60秒で保険加入

LINE Financialと、損害保険ジャパン日本興亜は、LINEアプリ上で損害保険に加入できる保険サービス「LINEほけん」を10月16日から提供開始した。

両社が損害保険領域において業務提携を行ない、ユーザビリティの高い保険サービス「LINEほけん」を共同で開発した。特徴はシンプルかつスピーディーな加入手続きと商品ラインナップで、LINEアプリから必要な時に保険加入が可能。最短約60秒で保険加入に必要な全事項を入力完了できるという。

商品ラインナップも、旅行・スポーツ・イベント・ゴルフ・賃貸などといった生活シーンに合わせたテーマや、天気・家族構成に応じた、その時に必要な保険を選択可能。1日単位から加入できる短期型の保険をメインに、季節のイベント、台風などの悪天候の際の保険、ボランティアや野外フェスの保険、自転車保険や弁護士相談費用保険などの年単位の保険まで、全59の商品プランを提供する。

「自転車ライフ安心保険」は100円/月で、死亡・後遺障害100万円、入院日額2,000円、賠償責任1億円。

「紅葉・もみじ狩り安心保険」は、300円/日で、死亡・後遺障害123万円、入院日額2,000円、手術保険金、賠償責任1億、携行品損害(自己負担3,000円)20万円、天災危険補償あり。

「ボランティア安心保険」は200円/日で、死亡・後遺障害147万円、入院日額1,000円、手術保険金、賠償責任1億、携行品損害(自己負担3,000円)5万円、天災危険補償あり。

そのほか、860円/日の「アジア旅行保険(エコノミー)」や360円/月の「わたしの弁護士相談保険」なども用意される。

LINE保険の支払いには、LINE PayもしくはLINE Payと連携したクレジットカードを利用する。

また、LINEから無料でもらえる保険「おまもりシリーズ」をスタート。公式アカウント@linehokenをとともだち追加すると、希望者に「スマホのおまもり」「自転車のおまもり」「年越しのおまもり」のうち1つをプレゼントする。スマホのおまもりは、スマホを落とした際の液晶割れなどの破損を1万円まで補償する。

今後は、LINEほけんの保険商品のラインナップをさらに充実させ、2019年にはレジャー系以外の自動車保険や火災保険などの損害保険、最終的には生命保険も視野に入れていくという。また、将来的にはLINE Payによる保険料支払い方法も両社で検討。InsurTech(Insurance + Technology)を融合した新たな保険サービス、購入・相談・請求がワンストップで行えるサービスの提供を目指す。