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金融・法務向け「Gemini Enterprise」登場 業界特化AIを提供

Google Cloudは、企業向けAIプラットフォーム「Gemini Enterprise」において、金融向け「Gemini Enterprise for Financial Services」と法務向け「Gemini Enterprise for Legal」のプレビュー版を提供開始した。

Gemini Enterprise上に構築された、業界特化型パッケージの第1弾。領域特化型のエージェントや専用スキル、データコネクタ、業界向けに最適化したモデルなどを備える。セキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス、コスト管理機能も提供する。

金融向けのGemini Enterprise for Financial Servicesでは、50以上のスキルを備える「Financial Research エージェント」を用意。確信度スコアや手法、データスナップショット、情報源の引用などを提示しながらリサーチを自動化する。

業界特化型スキルとして、信用リスク評価、ポートフォリオモニタリング、市場ニュースの要約、財務リサーチなどに対応。また、CoinDesk Data & Indices、Daloopa、Dun & Bradstreet、FactSet、LSEG、Moody’s、MSCIなど、13のデータソースとも統合する。

法務向けのGemini Enterprise for Legalでは、契約レビュー、デューデリジェンス、規制モニタリング、プライバシーリクエストなどの法務ワークフローに対応する。特化型スキルにより、準備書面の作成、引用の検証、契約管理、規制動向の監視、データ主体アクセスリクエスト(DSAR)への対応などを支援する。

また、Docusign、Everlaw、Harvey、iManage、Thomson Reutersなどの法務業界向けサービスとMCP(Model Context Protocol)で連携する。リサーチ結果はモデルの学習データだけでなく一次法源に基づくとし、組織のデータやプレイブック、クライアントファイル、交渉ポジションはプライベートな領域内で保護する。