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OpenAI、最上位モデル「GPT 5.6」が一般公開 最高性能を低コストに

OpenAIは9日(米国時間)、最新のフロンティアモデル「GPT-5.6」モデルファミリーの一般提供を開始した。ChatGPT、Codex、OpenAI APIで提供開始され、24時間以内に完了予定。

GPT-5.6は、フラッグシップモデルの「Sol」、GPT‑5.5に匹敵する性能を持ちながら低コストな「Terra」、最速で手頃な価格の「Luna」の3つのモデルが用意される。数字の5.6は世代を表し、Sol、Terra、Lunaは機能の階層を示す。

GPT-5.6 Solは、OpenAIの最上位モデル。並列ワークストリーム間で複数のエージェントを連携させ、複雑なタスクをより迅速に完了できるほか、コスト効率にも優れているという。55の分野にわたる長期にわたる専門的なワークフローを評価する「Agents’Last Exam」では、GPT‑5.6 Solは53.6を記録し、Claude Fable 5を13.1ポイント上回ったという。

同様にAgents’Last Examにおいて、SolはFable 5を中程度のエフォート設定でも11.4ポイント上回りながら、コストは4分の1に抑えた。また、Terra/Lunaでは16分の1のコストでFable 5を上回る性能を発揮したという。

また、モデルの性能設定(エフォート)では「ultra」を新設。maxやxhighよりもさらに多くのトークンを使う最高性能設定となり、デフォルトで4つのエージェントを並列に連携。トークン使用量の増加と引き換えに、負荷の高いタスクにおいてより強力な結果を導く。

5.6シリーズはデザインにおいても高い性能を示し、インタラクティブな説明やビジュアライズの能力を高めた。ナレッジワークでも高い性能を持つ。

Terraは、日常業務向けのバランスの取れたモデル。GPT-5.5に匹敵する性能で価格は2分の1となる。GPT-5.6 Lunaは高速かつコスト効率に優れたモデルとなる。

プランごとのモデル対応

ChatGPTのチャットにおいては、Plus(月額20ドル)、Pro(同200ドル)、Business、Enterpriseユーザーは、中程度以上のエフォート設定でGPT-5.6 Solを利用できる。またProとEnterpriseユーザーは、複雑なタスクで最高品質の結果を得られる「GPT-5.6 Sol Pro」も選択できる

ChatGPT WorkとCodexでは、FreeとGoユーザーがGPT-5.6 Terraを利用可能。Plus、Pro、Business、Enterpriseユーザーは、GPT-5.6 Sol、Terra、Lunaの中から選択し、それぞれにエフォートレベルを設定できる。maxは、ChatGPT Work/CodexでGPT-5.6にアクセスできるすべてのユーザーが利用可能で、設定でオンに切り替えできる。ChatGPT Workでは、ultraがProとEnterpriseユーザー、Codexでは、Plus以上のプランで利用可能。

APIの価格は100万トークンあたり、Solが入力5ドル/出力30ドル、Terraが入力2.5ドル/出力15ドル、Lunaが入力1ドル/出力6ドル。