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ファミマ初の旗艦店、麻布台に 試着室もある“次のコンビニ”

FAMIMA PARK AZABUDAI

ファミリーマートは、東京・麻布台に同社初の旗艦店「FAMIMA PARK AZABUDAI」を7月10日10時にオープンする。2026年9月の創立45周年に向けて始動した、コンビニの新たな可能性を追求する取り組み「Next FamilyMart Project」の一環で、同プロジェクトを体現する新ブランド「FAMIMA」を象徴する店舗となる。

FAMIMA PARK AZABUDAIは、利便性や効率性だけでなく、新たな発見や楽しさに出会える「わくわくするお買い物」体験の提供を目指す旗艦店。クリエイティブ・ディレクターのNIGO氏との共創のもと、従来のコンビニの枠組みにとらわれない価値創造に挑戦する。

同店では、麻布台の環境に調和し、街のランドマークとなることを目指した建築デザインを採用。VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)を取り入れた売場づくりに加え、多言語対応や商品案内の専門スタッフの配置、限定商品の展開など、新たな要素を取り入れる。

売場

オリジナルブランド「コンビニエンスウェア」の売場では、旗艦店限定商品を含むシーズンごとの全商品を揃える。また、全身コーディネートやスタイルを提案するタッチパネルおよび試着室を設置するほか、専門スタッフも配置し、サイズ感や着心地を確かめながら選べる環境を整える。

コンビニエンスウェア売場
試着室も用意

飲食では、都市型店舗限定の中食(デリカテッセン)や、旗艦店限定のコーヒーおよびティーを展開。コーヒーは世界No.1バリスタの粕谷哲氏と共同開発し、旗艦店限定でシングルオリジンの「エチオピアモカ」を提供する。

旗艦店限定のティーは、エスプレッソマシンを使用した淹れたてのメニューで、ストレートティー、ミルクティー、フルーツティーなどを用意する。茶葉はアールグレイとジャスミンを取り揃え、トッピングとしてタピオカも注文できる。

また、同店では店舗に入らずテイクアウトできる「FAMIMA STAND」を設置し、コーヒーやティー、ファミチキなどを購入し、付近に設置されたベンチなどに滞在できる。

FAMIMA STAND

同社はFAMIMAの立ち上げにあわせて、同ブランドの公式キャラクターを開発。FAMIMA PARK AZABUDAIでは、同キャラクターをデザインに取り入れた雑貨やコンビニエンスウェアを先行発売する。同店の所在地は、東京都港区虎ノ門五丁目2番10号で、売場面積は217.05m2(65.65坪)。

オープン記念としてオリジナルグッズのプレゼントと特別商品の販売も実施。同店で購入した先着2,026名にオープン記念シールを配布するほか、7月12日までの期間中に税込5,000円以上購入した先着2,000名にはFAMIMAオリジナルエコバッグをプレゼントする。

このほか、NIGO氏を特集した付録付きのムック本「Casa BRUTUS By NIGO® SPECIAL ENGLISH VERSION(特装版)」を、旗艦店およびファミマオンラインにて各100冊限定で販売する。価格は13,800円。

わざわざ行きたくなるコンビニに

報道関係者向け発表会では、ファミリーマート 代表取締役社長の小谷建夫氏や、執行役員ライフスタイル本部長の島田奈奈氏が登壇。FAMIMA PARK AZABUDAIやNext FamilyMart Project、FAMIMAの狙いについて説明した。

左から、八木莉可子さん、小谷建夫氏、島田奈奈氏、吉田鋼太郎さん

小谷氏は、コンビニが今後も成長を続けるには、未来に向けた変革と進化が必要だと説明。従来の利便性や効率性だけでなく、わくわくする買い物体験を提供することがNext FamilyMart Projectの価値創造であり、FAMIMAの役割だとした。

FAMIMAでは、「立地や客層に合わせた店舗・空間デザイン」「VMDの新たなチャレンジ」「“次のコンビニ”らしいIPビジネス」「生活をもっと楽しく、もっと豊かにする商品」などを通じて、“わざわざ行きたくなるコンビニ”を目指す。このビジョンの実現に向けて同社ではライフスタイル本部を新設した。

FAMIMA PARK AZABUDAIの建築・売場デザインには、インテリアデザイナーの片山正通氏が率いるWonderwallが参画。建築デザインでは、麻布台の街並みや緑の多い環境に呼応するよう、建物のコーナーや屋上にFAMIMA公式キャラクターの立体サインを配置し、屋上には緑豊かな「屋上の森」も設けた。

また、店外にはFAMIMA STANDや公式キャラクターのベンチを設置し、公園のように滞在できる憩いの場を用意する。

屋上の森および立体サイン
FAMIMA STANDのメニュー
公式キャラクターのベンチ

売場では、ファサードのガラス面に沿ってカウンター席を設け、外からの視認性を向上させて街と店内が緩やかにつながるような空間を目指した。入口から中央什器および両脇の什器棚にはFAMIMAを象徴する商品を配置し、ポップアップストアのような高揚感を演出する。

レジカウンターはキオスクタイプとし、壁面にも商品を陳列することで、最後まで選ぶ楽しさや発見のある買い物体験を提供する。このほか、旗艦店の店員にはNIGO氏デザインのユニフォームを用意する。

島田氏は、FAMIMA PARK AZABUDAIについて、単なる旗艦店ではなく、クリエイターとの共創により“次のコンビニ”の可能性を形にし、その挑戦を発信する場だと説明。同店により、ファミリーマート全体のブランド価値向上を目指すとした。

レジカウンター周辺
ユニフォーム

発表会にはゲストとして、同社のCMに出演する俳優の吉田鋼太郎さんと八木莉可子さんが登場。FAMIMA PARK AZABUDAIについて、八木さんは「想像を超えていてびっくりした」と驚きを語り、吉田さんも「ファミリーマートがまだ新しいことに挑戦するのかと感心した」と述べ、同店を「一つの到達点のような店舗」と表現した。

八木莉可子さんと吉田鋼太郎さん

店内の注目ポイントとして、八木さんは試着室や豊富なラインアップを備えたコンビニエンスウェア売場を挙げ、「夢のような空間」と表現。吉田さんはデリカテッセンコーナーを挙げ、海外の高級スーパーのような雰囲気があるとし、「ちょっといいものを食べたい時に絶好」と話した。

最後に八木さんは、同店を「これまでの便利さに加えて、わくわくに出会える場所」と紹介。吉田さんも「今までのコンビニとは一線を画す場所」とし、来店を呼びかけた。

デリカテッセンコーナー