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マンションに有名シェフが赴きコース料理提供 55万円~ 東急不動産×貝印
2026年2月9日 15:33
東急不動産と貝印は、東急不動産の分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」において、著名シェフが赴き、完全予約制・カスタムメイドで上質な食体験を提供する新サービス「MY GRAND CHEF for BRANZ(マイグランシェフ フォーブランズ)」で提携する。連携シェフは、中国料理「4000 Chinese Restaurant」の菰田欣也氏、イタリアン「シン ハラダ」の原田慎次氏、和食「賛否両論」の笠原将弘氏。基本価格は55万円~。
2027年に「ブランズタワー大崎」、2028年に「ブランズタワー横浜北仲」へ導入し、順次対象物件を拡大予定。両物件とも、キッチン装備の共有スペースを有しており、同サービス提供は共有スペースを利用する。利用はサービス対象のブランズ居住者限定。なおサービスを導入する両物件は現在建設中。
東急不動産では、住まいの価値を「ハード+ソフト」で差別化するブランド戦略「環境先進×未来資産」を推進。“売って終わり”ではなく、入居後の満足度を高める「住み始めた後の暮らし心地」の提案を強化している。スポーツや農業、アートに関する“希少な体験”ができるサービス提供を進めており、その中の1つとして「食」における希少な体験価値提供を図るマイグランシェフサービスを開始する。
東急不動産では、都市型マンションは利便性が高い一方で、家族が食卓を囲む時間が減少しがちであることを課題としてとらえている。そこで、住まいの価値を「食卓の時間」から見つめ直すことで、“上質な食と交流の場”を取り戻すことを目的に同サービスを企画。居住者限定のプライベートダイニングを提供し、外出することなく家族や友人が集いたくなるような空間を創出するとしている。
日常的に利用するものではなく、食を通じた心に残る希少な体験として、家族やグループにとっての特別な日に利用することを想定している。特に、小さな子供がいる家庭にとって名店といわれる飲食店は、騒がしくしてしまい周囲に迷惑をかけるのではないかと考えて足を運びづらい。そういった店の味わいや世界観を、気兼ねなく食事を楽しめるクローズドなマンション内で再現する。
貝印は、包丁や剃刀など刃物をはじめ、生活にかかわる道具のメーカーとして知られているが、発酵を軸とした食品開発、グロサリーやギフト、おせちの企画卸売、規格外野菜を利用した乾燥野菜の開発販売といった「食」の領域へと事業を拡大している。
また、全国1,700以上の料理教室ネットワーク組織「Kai House Club」の運営や、著名シェフ監修メニューをリレー形式で楽しめるレストラン「Kitchen Stage」の企画運営に携わっている。マイグランシェフでは、道具から食・サービスまで展開している貝印の知見や、シェフとのつながりも含めたネットワークを活かし、サービス開発や運営を行なう。
そのほかマイグランシェフでは、完全予約制の導入と事前の詳細なヒアリングにより食材の必要量を適正化。プロの丁寧な仕込みと「使い切る」調理技術によって、徹底して食品廃棄の最小化を追求する。あわせて、貝印グループの農業ベンチャーと提携し、品質には遜色ないものの市場に出回らない規格外野菜を積極的に活用する。
基本価格は55万円からで、食材・飲料のアップグレード等により見積もり。季節の食材によるコース料理(5~7品)を提供する。提供形態はシーンに応じたオーダーメイド形式で、本格的なコース形式からパーティー形式まで対応可能。
シェフの人数は開始時点では3人で、両マンション合わせて月1回、年間12回提供することを目標にスタートする。新しい試みということもあり、また複数回利用する人がいる可能性もあるが、基本的には単発で利用するケースが多いとの考えから、ミニマムな設計となっている。









