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横浜馬車道駅至近に40階建て複合施設「ハーバーステージ横浜北仲」

外観CGパース

横浜北仲エリアのラストピースとして進められている住宅・商業・オフィス一体複合開発の街区名称が「ハーバーステージ横浜北仲(HARBOR STAGE YOKOHAMA KITANAKA)」に決定した。規模は地上40階・地下1階、高さ約150mで、2027年秋頃完成予定。

東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険が事業者として推進する「北仲通北地区 B-1 地区新築工事」。みなとみらい線 馬車道駅から徒歩約2分の立地で、二方が海に囲まれるウォーターフロントに「日常を輝かせる水辺のステージ」が誕生するとしている。また、曲線美を描いたタワーによる際立つフォルムとし、横浜の新たなアイコンとなるデザインを目指している。

現地案内図
外観・ランドスケープ CGパース

北側エリアの運河沿いにプロムナードや約3,200m2からなる広場を設置。広場では様々なイベントに活用されることを想定している。1階、2 階の低層部商業ゾーンには、運河沿いの開放的な環境を楽しめる約4,300m2規模の飲食店舗、サービス店舗などを展開する。

ランドスケープ CGパース

ランドスケープのデザインでは、航跡波をモチーフとした弧を描く舗装パターンの上に、木立や様々な形状のベンチ・カウンターテーブルなどを点在させ、心地良くすごせる水辺のステージを演出する。

西側には、街区や周辺に住む人や働く人などが利用できるシェア型農園を設置する予定。

シェア型農園 CGパース

西側の屋外空間には階段と踊り場を計画。踊り場からはみなとみらいの景色を一望でき、同事業の中でも目玉の眺望スポットに位置付けている。通路の床にはライトを設け、夜には海に誘う光の道を演出する。

フォトスポット CGパース(西側階段)

2階から6階は基準階面積約740坪のオフィスゾーン。横浜の海と広場を望める環境の中、利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物としてCASBEEスマートウェルネスオフィス認証の取得を予定している。

40階建ての住宅棟は、「BRANZ」のフラッグシップ物件「ブランズタワー横浜北仲」として展開。総戸数704戸の分譲マンションで、横浜の景色を一望できることを特徴の1つに挙げている。

外観CGパース

2階メインエントランスには二層吹き抜けの「ロビーラウンジ」を設け、そこから建物海側へと続く先にパーティーラウンジをはじめとした各種ラウンジを用意。23階の高層階に「スカイサウナ&ゲストルーム」を配置するほか、コンシェルジュサービス、ランドリールーム、フィットネスジムなどを提供する。

ロビーラウンジ CGパース
パーティーラウンジ(HANARE) CGパース
スカイサウナ&ゲストルーム CGパース

「ハーバーステージ横浜北仲」の名称は、この地の歴史と新たな横浜の未来を見据えて命名。北仲エリアは1859年の横浜開港の後、日本波止場がつくられた場所で、多くの人、文化が行き交い、新しい価値を生み出してきた歴史的な場所であることから、歴史的な場所に、暮らす人、訪れる人、働く人の日常を特別に輝かせる水辺のステージを作り出したいという思いが込められている。

ロゴタイプは、横浜開港の歴史を感じさせるクラシックな書体をベースに、船が海を進む時に生まれる航跡波をイメージしたアクセントを組み合わせ、横浜の未来へと船が進む姿を表現した。ロゴマークは、海側から見た建物を前進する「船」に見立て、歴史ある地で新しい横浜を切り拓いていくイメージを表現している。

所在地は神奈川県横浜市中区海岸通5-25-1(住居表示未定)。敷地面積は12,345.18m2