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ChatGPT、「広告」開始へ 無料版と1500円の新プラン「ChatGPT Go」
2026年1月17日 10:52
OpenAIは17日、「ChatGPT」に低価格なサブスクリプションプラン「ChatGPT Go」を追加し、全世界展開を開始した。ChatGPT Goの月額料金は1,500円(米国では8ドル)。あわせて、ChatGPTの無料版とChatGPT Goにおいて、「広告」を開始すると発表した。
ChatGPT無料版では最新モデルへのアクセスが制限されているが、ChatGPT Goは、最新モデルの「GPT‑5.2 Instant」が利用可能になる。また、より多くのメッセージ送信、ファイルアップロード、画像生成などに対応する。
- 無料プランの10倍のメッセージ数、ファイルアップロード、画像生成
- GPT‑5.2 Instantで、制限を気にせずチャットを続けられる
- より長いメモリとコンテキストウィンドウを利用可能。ChatGPTが、時間の経過とともにユーザーに関する情報をより多く記憶する
【ChatGPT Goの主な特徴】
ChatGPT Goは、25年8月から低価格のサブスクリプションとしてスタート。以降対象の国と地域を拡大し、機能も強化した結果、OpenAIで最も成長の早いプランとなったという。そのためChatGPT Goの対象地域を全世界に拡大する。
ChatGPTで広告を開始 回答と広告は明示的に分離
全世界展開にあわせて、ChatGPT Goと無料版のChatGPTでは、広告表示に対応する。
まずは米国で今後数週間以内にテストを開始予定。OpenAIでは、広告表示について「ChatGPTを無料または手頃な価格で提供し続けるための支えとなる」としている。なお、上位プランのChatGPT Plus、Pro、Business、Enterpriseには広告は追加されない。
広告は、ChatGPTとの会話に影響しないよう配慮。ChatGPTの回答は、広告の影響を受けず、客観的に有用な情報に基づいて提供され、広告は常にコンテンツとは分けて表示され、明確にラベル付けされるという。
ユーザーのデータや会話内容は保護され、広告主に販売されることはない。また、利用体験をユーザー自身で管理できるようにする。関連性が高く質の高い広告のみが表示され、自身の判断でパーソナライズをオフにできる。
当初の広告テストでは、会話内容に関連し、スポンサー付きの商品やサービスがある場合に、ChatGPTの回答の下部に広告を表示する。広告は明確に表示され、通常の回答とははっきり区別されるという。
ユーザーは、「なぜその広告が表示されているのか」を確認したり、任意の広告を非表示にして理由を伝えたりすることもできる。なお、テスト期間中は18歳未満のアカウントには、広告を表示しない。また、健康、メンタルヘルス、政治などの機微・規制対象となるトピックを扱う場合も、広告は表示しない。
3つのサブスクリプションプラン
ChatGPT Goの月額料金は1,500円。Plusの3,000円、Proの30,000円とあわせて3つの料金プランで展開し、GoはPlusの半額となる。なお、米国での価格はGOが8ドル、Plusが20ドル、Proが200ドルで、米国のほうがGoが割安な設定となっている。
ChatGPT Plusでは、GPT‑5.2 Thinkingを含む上位モデルへのアクセスが拡張されるほか、レガシーモデルの選択やコーディングエージェント「Codex」に対応。コンテンツやドキュメントの作成、学習や研究、データ分析など、より深い推論を必要とする作業向けに設計されている。また、メッセージ、ファイルアップロード、メモリ、コンテキストの上限も高く、過去の会話の詳細をより多く記憶する。
ChatGPT Proでは、最も強力なモデル「GPT‑5.2 Pro」へのフルアクセスを利用できる。最大限のメモリとコンテキストを利用できるほか、最新機能のプレビューも提供されるため、「AI パワーユーザーに適したプラン」としている。




