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Anthropic、Claudeが自律的に作業を代行する「Cowork」
2026年1月13日 11:48
Anthropicは13日、コーディングエージェント「Claude Code」のような自律的なタスク実行を、より幅広い業務で、開発者以外でも使える新機能「Cowork」を開始した。まずはClaudeのmacOSアプリにおいて、Claude Max(月額100ドル~)契約者向けにリサーチプレビューとして提供し、その後順次拡大していく。
Coworkでは、コンピュータ上の任意のフォルダへのアクセス権をClaudeに付与することで、そのフォルダ内のファイルをClaudeが読み取り、編集、作成などが可能になる。たとえば、ダウンロードファイルを分類・リネームして整理したり、多くのスクリーンショットから支出リストをまとめた新規スプレッドシートを作成したり、散らばったメモからレポートの初稿を生成するといったことが可能になる。
Coworkでは、通常のチャットの会話よりも主体的にこうした作業を遂行。タスクを設定すると、Claudeが計画を立てて実行し、進捗を随時共有する。Claude Codeにおける自律的なコーディングと同様だが、Coworkは、コーディング不要のタスク向けに改良されている。
外部ソースとの連携にも対応。Claudeは既存のコネクター(外部情報連携)を利用可能で、Coworkでは文書・プレゼンテーション・その他ファイル作成能力を強化するスキルの初期セットを追加。Chrome版Claudeと組み合せて、ブラウザアクセスが必要なタスクも遂行できる。
Coworkでは、Claudeがアクセスできるフォルダとコネクタを選択できるが、明示的にアクセスを許可する必要がある。また、Claudeは重要なアクションを実行する前に確認を求めるため、必要に応じて軌道修正が可能としている。
ただし、現時点では「指示された場合、Claudeが破壊的な可能性のある操作(ローカルファイルの削除など)を実行し得る」といった危険性も存在する。また、攻撃者がネット上のコンテンツを通じて、Claudeの計画を変更する「プロンプトインジェクション」のリスクにも注意が必要としており、そのため研究プレビュー版として公開。早期公開しながら、ユーザーの利用方法や改善点に関する知見を集めていく。






