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Anthropic、最上位モデル「Claude Opus 4.6」公開 最高性能とパワポ作成

Anthropicは6日、最も高性能なモデルとなる「Claude Opus 4.6」をリリースした。ClaudeやAPI、主要クラウドプラットフォームで利用可能で、従来モデルよりもコーディング能力が向上したほか、より慎重な計画立案、エージェントタスクの持続時間の延長などで、大規模なコードベースでもより安定して動作するという。また、自身のミスを検出するコードレビューとデバッグ能力も強化された。

コーディングのほか、日常業務の様々なタスクにも応用可能で、財務分析の実行、調査の実施、文書・スプレッドシート・プレゼンテーションの作成や活用なども強化される。Cowork環境では、Claudeが自律的にマルチタスクを実行する。

ベンチマークにおいても、エージェント型コーディング評価の「Terminal-Bench 2.0」で最高スコア、学際的推論テストの「Humanity’s Last Exam」も最高点としている。

Opusクラスのモデルでは初めて100万トークンのコンテキストウィンドウに対応。さらに大規模なドキュメントやデータセットを扱えるようになった。

Claude Codeでは、「AIエージェントチーム」をリサーチプレビューとして公開。単一のAIエージェントが順番にタスクをこなす代わりに、実際のエンジニアリングチームのように複数のAIエージェントが作業を分担して協力できるようになった。

また、PowerPointとClaudeの連携もプレビュー版として公開。Claudeがレイアウト、フォント、スライドマスターを読み込み、ブランドに沿ったスライドを生成。テンプレートからの作成やストーリーラインの再構築、説明文からのスライド生成などに対応する。この機能は、Max、Team、Enterpriseプランで利用できる。

Introducing Claude Opus 4.6

Claude Developer Platformではアダプティブ・シンキング(Adaptive thinking)に対応。深い推論が必要な領域を判断できるようになる。low/medium/high/maxの4段階が選択可能で、デフォルトはhigh。

また、Claude in Excelも強化。長時間処理や高度なタスクのパフォーマンスを向上させ、実行前の計画立案、非構造化データの自動取り込み、構造推論、複数ステップ変更の一括処理を実現する。今回追加されたClaude in PowerPointと連携させれば、まずExcelでデータを処理・構造化し、その後PowerPointで視覚的に表現するといった活用も可能になる。

Claude for everyday work