「Claude Code」のWebバージョンが公開　iOS版も

Anthropicは21日(米国時間)、コーディングエージェント「Claude Code」のWebバージョンとなる「Claude Code on the web」を公開した。ClaudeのPro(月額20ドル)/Max(100ドル～)ユーザー向けの研究プレビューとして展開する。

Claude Codeのコーディングについて、ブラウザから直接タスクを依頼可能で、複数のコーディングタスクをClaudeに割り当てられる。バグバックログの処理や修正、並行開発作業に適しているという。

Claude Codeは、ターミナル経由ので開発ツールだが、Web版に対応したことでターミナルを開かずにコーディングセッションを開始可能となる。GitHubリポジトリを接続し、必要な内容を依頼すると、Claudeが実装を始める。

タスクは、クラウド上の隔離されたサンドボックス環境で実行され、Claudeは許可されたリポジトリのみにアクセスできる。また、テスト実行などのために、Claudeがインターネット経由でnpmパッケージをダウンロードするといった設定も可能としている。

モバイル版にも対応し、研究プレビューではiOSアプリからのコーディングに対応する。なお、クラウドベースのセッションも、他のClaude Code利用とレート制限を共有する。