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ソフトバンクグループ、OpenAIへの3.5兆円追加出資を完了
2025年12月31日 11:44
ソフトバンクグループは、OpenAIへの225億ドル(約3.52兆円)の追加出資が12月26日に完了したと発表した。これにより、25年3月にコミットしたOpenAIへの追加出資が外部投資家へのシンジケーションを含めて完了し、ソフトバンクグループのOpenAIに対する持ち株比率は約11%となった。
追加出資では、ファーストクロージングとして4月にソフトバンクグループからソフトバンク・ビジョン・ファンド2(SVF2)を通じて75億ドルの出資を完了。今回、セカンドクロージングとして225億ドルの出資もSVF2を通じて実施した。外部投資家からの110億ドルの出資と合わせて、総額410億ドルのコミットメントの払い込みが完了した。
ソフトバンクグループは、3月の出資発表時に、その目的について、AIの強化とともに、同社が目指す、ASI(Artificial Super Intelligence:人工超知能)の実現のため」と説明。今回の追加出資完了で、孫正義会長は「OpenAIが掲げる、AGIの進化を通じてその恩恵を人類全体にもたらすというビジョンに深く共感している」とのコメントを発表している。
