ゆうちょPay、26年12月にサービス終了　「特色を活かせず」

ゆうちょ銀行は、コード決済サービス「ゆうちょPay」を2026年12月に終了する。2019年にゆうちょPayにスタートしたゆうちょPayだが、約7年での終了することとなった。

26年12月20日をもって「ゆうちょPay」の新規登録と決済を終了。2027年以降にゆうちょPayアプリを終了し、この際に利用履歴閲覧などもできなくなる。コード表示での支払いは26年12月20日23時55分をもって新規表示を停止する。

終了の利用については、「サービス開始当初に強みと考えていた口座即時引き落とし機能など銀行が提供するサービスとしての特色を十分に活かすことができず、利用状況に鑑み終了する」としている。

「ゆうちょPayポイントプログラム」は、2026年1月以降も継続し、終了時期は改めて案内する。ゆうちょ銀行株主優待制度におけるゆうちょPayポイント受け取りは、2025年12月31日まで受け付ける。

サービス終了に伴う、退会などの必要はなく、サービス終了後に情報は削除される。終了後の残高照会などは、「ゆうちょ通帳アプリ」などで行なえる。

あわせて、「銀行Pay」のサービスも終了し、「はまPay」「YOKA!Pay」「OKI Pay」「こいPay」の各サービスも26年12月20日に終了する。

はまPayの横浜銀行は、サービス終了の理由について、「市場環境の変化や決済サービスの多様化により、銀行が提供するサービスとして特色を活かすことが難しい」と説明している。