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エディフィス、ホンダF1初優勝から60周年を記念した特別モデル

カシオ計算機は、腕時計ブランド「EDIFICE」(エディフィス)の新作として、「Honda」のF1初優勝60周年記念コラボレーションモデル「ECB-2300HR」を3月に発売する。Bluetoothソーラーの腕時計で、価格は66,000円。予約は3月1日から。

1965年10月24日、F1のメキシコGP決勝においてホンダがエンジンからシャシーまで自社で開発したF1マシン「RA272」が初めて優勝。2025年は60周年という節目の年にあたる。

エディフィスの新作「ECB-2300HR」は、このRA272をオマージュした特別なデザインが特徴。RA272のボディカラーである「チャンピオンシップホワイト」の実車塗料を、外装パーツのベゼルに初めて採用している。

ダイアル外周には鮮やかなレッドサークルが配置され、「RA272」の車体に描かれた日の丸デザインを表現。ゴールドのメタル遊環には、現地から本社に打電されたメッセージ「Veni, Vidi, Vici.(来た、見た、勝った)」と、カーナンバー「11」があしらわれる。

剣先側バンドの裏面には、当時としては異例だった1.5リッターV型12気筒エンジンの図面がグラフィックとしてデザインされている。素材にはナッパレザーとウルトラスエードを組み合わせ、質感と耐久性を兼ね備えた。

9時位置のサブダイヤルは「RA272」のタコメーターになぞらえたデザインで、針の形状やフォント、レッドゾーンのディテールまで実機の雰囲気を再現する。裏蓋にはF1初優勝60周年を記念したオリジナルロゴがレーザー刻印される。パッケージも特別製となる。

ケースはカーボンファイバー強化樹脂とステンレススチールを組み合わせ軽量・高剛性を実現。風防は内面無反射コーティングのサファイアガラス。

クオーツ式ムーブメント(モジュールNo.5746)を搭載。モバイルリンク機能、ソーラー発電に対応し、10気圧防水。針退避、ワールドタイム(38都市)、ストップウォッチ(1/100秒)、タイマー、時刻アラーム・時報、バッテリーインジケーター表示、パワーセービング、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替、操作音ON/OFF切替、カウントダウンタイマー予告音ON/OFF切替、曜日表示、ダブルLEDライト(ホワイト)の各機能を搭載。フル充電時からソーラー発電無しの状態での駆動時間は約7カ月、パワーセービング状態で約18カ月。本体サイズは50.2×45.8×11.8mm、重量は67g。

ECB-2300HR-1AJR、66,000円

コラボモデルのベースになったのは、レーシングカーのダブルウィッシュボーン式サスペンションをイメージしたラグのデザインが特徴の最新モデル「ECB-2300」シリーズ。ケースサイズは前モデルにあたる「ECB-2000」から2mm小さい、ケース径45.8mmとなっている。

ECB-2300YD-1AJF、41,800円
ECB-2300YDC-1AJF、52,800円