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日本のコード決済を国外でも利用可能に 「JPQR Global」始動

キャッシュレス推進協議会は26日、決済用バーコード/QRコードの統一規格「JPQR」の新たな取り組みとして、諸外国の統一QRコード規格との相互連携を実現する「JPQR Global」を発表した。

JPQR Globalは、海外の決済用QRコード統一規格に対応した決済サービスを日本のJPQR導入した店舗で利用可能とする「インバウンド」向けの取り組みのほか、JPQRに参画する日本のコード決済サービスを海外の統一QRコードで利用可能にする「アウトバウンド」向けの取り組みの双方を進めている。

JRQR Globalが利用可能になれば、日本から国外へ訪れた際に、諸外国に設置されている統一QRコードを読み取り、普段と同じように支払いをすることができるになる見込み。また支払時には、日本円に換算された額がその場で表示され、安心して利用できるようになる。

今回、JPQR Globalの重要なインフラとなる「JPQRスイッチングシステム」を構築したほか、同システムの運営を行なう「JPQRスイッチングシステム運用事業者」を指定した。あわせて、ネットスターズがJPQR Globalのスイッチングシステム事業者として指定されたと発表している。

また、JPQR Global対応を利用者が認識しやすくするための「アクセプタンスマーク」も発表された。