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イトーキ、“呼吸する座面”のタスクチェア「Act2」
2025年5月13日 18:06
イトーキはタスクチェアシリーズ「Actチェア(アクトチェア)」シリーズの新モデル「Act2」を6月4日に発売する。価格は132,240円からで、イトーキオンラインショップで販売する。
イトーキが独自開発した構造「レスピテック」を採用しており、人間工学に基づく快適性と環境適合性を両立させた座面。多くのオフィスチェアに採用されているウレタン素材における課題である“ムレ”や“へたり”を、通気性とクッション性を備えたレイヤー構造により解決した。通気層とクッション層の2層構造を採用し、長時間の着座でも蒸れにくく、体圧を分散する。また、素材には熱可塑性樹脂を用いており、リサイクル性にも配慮している。
レスピテックはRespiration(呼吸)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語で、呼吸する座面をコンセプトに開発された。
加えて、幅広い体格や姿勢に対応する「アジャスタブルヘッドサポート」を搭載。頸椎の自然なカーブに沿うよう設計されており、頭部をやさしく包み込むようなフィット感を実現した。上下60mmの高さ調整と、前後33mm(30度)の調整機能により、体格差やロッキング時の姿勢変化にも柔軟に対応する。
さらに、腰椎と骨盤の2点を支える「ペルヴィス&ランバーサポート」も刷新。上部のランバーパッドは、腰椎のS字カーブや体格の個人差にフィットする形状とし、下部のペルヴィスパッドは骨盤を起こして姿勢を安定させる役割を担う。長時間の着座でも腰部への圧力を分散し、快適な座り心地と自然な姿勢維持をサポートする。
従来モデル同様、上半身の動きに柔軟に追従するピボット構造や、肘掛けをワンアクションで調整できる4Dリンクアームも装備する。本体カラーは新色「ダークグレー」に加え「ライトグレー」、「ブラック」の3色展開。背座張地カラーは全47色のバリエーションから選択できる。
「Act2」は、東京・京橋駅にある同社ショールーム「ZA SALON TOKYO」で体験可能。ショールームは予約制で、機能性や座り心地を確認できる。