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イトーキ、六角形のミーティングブース

イトーキは、大型ディスプレイを用いたチームミーティングやハイブリッドミーティングに最適な六角形高機能クローズドブース「ADDCELL Hexa」(アドセルヘキサ)を発表した。2024年秋以降の発売に向け開発中。

「ADDCELL Hexa」は、2022年から販売しているクローズドブース「ADDCELL」(アドセル)の形状を六角形にしたもの。大型ディスプレイを設置でき、全員が見やすいレイアウトにすることで、チームの一体感が生まれやすいのが特徴。複数台を並べて設置した際も空間に無駄ができにくく、単体でも複数でも導入しやすいとしている。

サイズは、従来の個室ブースにはない、最大6名まで使用可能な6m2の大型個室ブースになる。間仕切り不要で導入でき、優れた遮音性や吸音性、スリムな外周デザインも特徴。

このほか、「ADDCELL Hexa」のブースの外面を活用し、ハドルスペース(短時間のミーティング)としても利用できる。

サイズは3,130×2,710mm(幅×奥行き)で、6m2。ローソファとテーブルを組み合わせるロータイプと、ハイソファとハイテーブルを組み合わせるハイタイプをラインナップする。

「ADDCELL Hexa」は、5月29日~31日に東京ビッグサイトで開催されるオフィス家具見本市「オルガテック東京2024」で参考展示する。

このほか従来の四角形の形状を採用する個室ブース「ADDCELL」では、大型で最大8名用のモデルを開発中。従来の4人用が3m2タイプだったところを、6~8人用は6m2タイプとなる。

「ADDCELL」6~8人用

イトーキでは、オフィスにおける個室ブースのニーズは販売実績で前年比2.5倍以上になっており、依然として増加傾向にあるとしている。同社では1~4人用や、工事不要の手軽さが特徴の個室ブースをラインナップしてきたが、昨今では多人数タイプの需要も高まっているとして、チームミーティングにも対応できる6名用モデルの開発に至ったとしている。