マイナポータル強化へ、1月1日に大規模改修　31日22時から利用停止

マイナポータルにおいて、バックエンドシステムの大規模な改修を26年1月1日に実施する。そのため、12月31日の22時から、26年1月2日3時までマイナポータルのすべての機能が停止する。

マイナポータルは、行政手続の検索やオンライン申請が行なえる「オンラインの行政窓口」。これまで、引越しの手続きやパスポートの申請などの機能拡充を行なっており、25年3月には月間のログイン数が3千万件を超えるなど、利用者が拡大している。

今後も、子育て支援や健康・医療分野など、新たな行政サービスの提供を予定しており、更なる利用拡大が予想される。そのため、機能追加や安定したサービス提供、災害時にも継続的に利用可能な環境を整えるため、バックエンドシステムの抜本的な改修を行なう。

1回目のメンテナンスは、12月6日22時から12月8日6時までに実施・完了しているが、2回目は12月31日22時から2026年1月2日3時00分までとなる。メンテナンス中に利用不可となる機能は、利用者登録、ログインを含むマイナポータルの全サービス。引越しやパスポートのオンライン申請、健康保険証や医療費、年金などの自身に関する情報の確認、マイナ免許証更新時のオンライン講習の受講、e-Taxやねんきんネットなどの外部サイトとの連携など。

マイナ保険証についても、医療機関等でのマイナ保険証の新規の利用登録ができなくなる。そのため、メンテナンス期間を避けて、余裕を持った手続きを行なうよう呼びかけている。