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大手銀行初 地方税統一QRコードにりそなアプリが対応

納付書支払い(eL-QR)による支払イメージ図

りそなグループアプリに「納付書支払い(eL-QR)機能」「ご利用明細ダウンロード機能」が追加された。りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行が発表した。地方税統一QRコードに銀行アプリで対応するのは大手行初。

納付書支払い(eL-QR)機能は、固定資産税や自動車税などの地方税について、地方公共団体から送付される納付書に付された地方税統一QRコード(eL-QR)をアプリでスキャンすることで支払いができる機能。金融機関やコンビニに行くことなく、納付番号等の入力も不要である点を特徴としている。

地方税統一QRコードは、2023年4月から全国的に開始されている、全国のどの地方公共団体の納付書であっても統一的に地方税を納付できるようにするための総務省による取り組み。大手行で初めて銀行アプリに同機能を実装し、普段の振込等の取引と合わせて地方税の納付を可能とする。

ご利用明細ダウンロード機能は、振込や納付書支払い等、過去25カ月にアプリで行なった取引について、利用明細をアプリからダウンロードできる機能。ダウンロードした利用明細には手続きの詳細が個別に表示される。

これまでは取引履歴を一覧で確認できる機能を提供していた。新たにダウンロードに対応したことで、学校への入学金の振込や家賃支払いなど、取引の相手方へ取引内容を提示できるようになる。なお、取引受付を証するもので、相手先への着金を証するものではないため、領収書としては利用できない。

利用明細のイメージ図