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りそな、アプリに資産形成機能「つみたてボックス」

りそな銀行と埼玉りそな銀行、関西みらい銀行は、「りそなグループアプリ」に資産形成機能「つみたてボックス」を8月2日より追加した。

つみたてボックスはお金を「分ける」ことから始める新サービスで、設定した目標から最適な積立プラン(商品・金額・期間)を提案する。目標達成までの将来シミュレーションを見ながら複数の利回り(0%、2%、3%、4%、5%、6%)のコースを選択するだけで、目標設定から購入まで一気通貫で完結できる。

シミュレーションでは、「積立定期」「安定運用」「バランス運用」など4つのコースを選べるほか、毎月の積立金額や初回入金額などを自由に選択可能。目標にあわせた積立を行なえる。なお、つみたてボックスで購入できる投資信託は、りそなアセットマネジメントが運用をするつみたてボックス専用のバランス型ファンド(資産分散)のみ。

りそな銀行によれば、資産運用の必要性を感じている人は約6割と多いが、実際に投資商品を保有している人は約3割。興味はあるが「はじめられない」人が多いという。つみたてボックスは、はじめの一歩をサポートするツールとして、スマホアプリに機能を搭載。投資を身近にする。

銀行に来店することなく、投資信託口座開設から購入までの手続きがスマホで完結。目標設定後の進捗確認・変更・解約もアプリ上から行なえる。また、従来りそなグループアプリからの投信口座の開設は約4営業日がかかり、その後投信積立申し込みとなっていたが、つみたてボックスでは投信口座開設と積立申込が即日行なえるようになる。また確認ステップも従来の17から6割減の7ステップまで削減できるという。

りそなグループアプリは600万ダウンロードを超え、口座開設など多くの利用者の窓口となっていることから、アプリに積立投資の機能を強化し、資産運用の利用者拡大を図る。現在積立投資の利用者は20万人だが、3年以内の100万人達成を目指すとしている。