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りそな銀行、常時2%還元のデビットカード

りそな銀行と埼玉りそな銀行、関西みらい銀行は、りそなデビットカードのアップグレードカードとして、2%還元となる「りそなデビットカード(プレミアム)」を4月3日から開始する。一律で2%還元するデビットカードは国内初。

りそなグループでは、2017年からデビットカードを普通預金口座に標準装備で提供してきた。今回、メインユーザー層である若年層の利用特典の向上を求める声などを受け、国内初となる一律2%のポイント還元を受けられる「りそなデビットカード(プレミアム)」を展開する。

月会費は700円。デビュー特典として、9月まで月会費無料で利用できる。ポイントは、各種電子マネーなどに交換できる「りそなクラブポイント」(関西みらい銀行は関西みらいクラブポイント)で、月の利用額1,000円ごとに20ポイントを付与する。

国際ブランドはVisaで、カード券面デザインは3色を用意。発行カードはリサイクルPCT G カード(リサイクル率は43%)。カード券面はグループアプリを開発したチームラボが担当、カード情報は全て裏面に集約し、サインパネルを廃している。

カードはVisaのタッチ決済に対応。使った金額はすぐに銀行口座から引き落とされ、利用状況などは「りそなグループアプリ」で確認できる。

りそなグループアプリ

また、りそなの一般カードからのアップグレード時に、カード番号を変更することなく同番号でのアップグレードが可能で、ネットショッピングなどに登録しているカード番号を変更せずに利用できる。この仕組みは国内Visaデビットで初という。

りそなでは、Visaデビットカードを積極展開し、2022年時点で300万口座が対応。特に若年層の比率が高く、使いすぎを防げるという特徴が支持されているという。一方で、他の決済手段と比較すると「ポイントが貯まりにくい」という声もあることから、新たに「りそなデビットカード(プレミアム)」をスタートする。