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みずほ、楽天証券と新会社 24年春事業開始

みずほ証券と楽天証券は、共同事業を開始する基本合意を締結。2024年春を目途とした事業開始に向けて、両社を委託元とする金融商品仲介業者となる準備会社を設立する。出資比率はみずほ証券95%、楽天証券5%。

共同事業では、主としてオンラインサービスを利用する個人顧客の老後生活の悩みに対して、対面コンサルティングを中心とした資産運用や資産承継などの専門性の高いソリューションをワンストップで提供する。これにより、世代を超えて、長期にわたり安心して向き合える家族の資産の「かかりつけ医」となることを目指す。

新会社では、楽天証券のオンライン証券取引プラットフォームと商品ラインアップをベースに、みずほ証券およびみずほグループ各社の商品やソリューションサービスを活用する。顧客は新会社を通じ、商品・サービスに加えて定期的な面談やアフターフォローを受けられる。

みずほ証券と楽天証券は2022年10月に資本業務提携を行なっており、両社それぞれの強みを持ち寄った、従来の対面型証券にはない新たなサービス提供方法を検討してきた。今回の基本合意により、長期的で専門的なアドバイスを提供することで、お金の不安の軽減、豊かな老後生活の実現、家族間の資産承継への悩みをサポートする。