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ソニー・ホンダのEV「AFEELA」、JAPAN MOBILITY SHOWで日本初公開

ソニー・ホンダモビリティは、10月に開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」において、日本で初となる「AFEELA Prototype(アフィーラ プロトタイプ)」の一般展示を行なう。

AFEELA Prototypeは、同社が2025年前半の先行受注と'25年中の発売に向けて開発を進めている新型EV。知性を持ったモビリティが光で語りかけてくるイメージとする「メディアバー」を備えるのが外観的な特徴。インテリアは繭で包まれたようなラウンド基調のデザインとし、装飾性を極力減らしてシンプルな配色を徹底している。

45個のカメラ、センサーをボディの内外に搭載。室内のインキャビンカメラやToFセンサーにより、ドライバーの運転状況や走行状態をモニタリングできる。自動運転機能としては、特定条件下での「レベル3」運転を目指し、市街地など広い運転条件下では「レベル2+」の開発に取り組んでいる。

Qualcommが開発する最大800TOPSの処理能力をもつSoCを搭載。Snapdragon Digital Chassisを採用しており、AD/ADAS、HMI/IVI、テレマティクスなどの主要機能を実現する。メタバースなどデジタル技術もフルに活用し、新しいエンタテインメントの可能性も追求。エピックゲームス(Epic Games)とも協業し、モビリティでの新たなエンターテインメント体験の創出を目指す。