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自転車/原付切り替えできる「二刀流バイク」発売 glafit

glafitは、ハイブリッドバイク「GFR-02」の後付けオプションとして販売していた「モビリティ・カテゴリ・チェンジャー(モビチェン)」を標準装備した「二刀流バイクGFR-02[モビチェン付モデル]」の販売を公式オンラインショップで開始した。価格は308,000円。

モビチェンはこれまで、GFR-02のオプション扱いで、搭載済の製品を直接購入することはできなかったが、購入したユーザーから「後付けでなくセットで購入したい」という声があったことから販売を開始したもの。

今回の対応により、公式オンラインショップで搭載済製品が購入できるほか、glafit取り扱い店舗でもGFR-02とモビチェンを同時に購入すれば、取り付けた状態で納車される。取り扱い店舗での購入価格は、モビチェンが27,500円、GFR-02が275,000円で、別途取り付け費用が必要。

モビチェンは、ハイブリッドバイク「GFR-02」に取り付けることで、電動バイクとしても自転車としても走行が可能になる装備。電動バイクモード時はナンバープレートを表示し、モーターによる自走が可能で、自転車走行時にはナンバープレートを隠し、モーターの電源をオフ等にすることで、合法的に車両区分を変更できる。これにより、車道は電動バイクで走行しつつ、駐車時は自転車モードにすることで、自転車の駐輪場に駐車することが可能。なお、走行中に自在に切り替えて不正走行ができないよう、モードの切替は停車中のみに行なえる。

GFR-02は、電動モーターを搭載し、ペダル走行も自走も可能なハイブリッドバイク。2021年の道交法改正により「車両区分を変化させることができるモビリティ」として認められた日本で初の車両で、同社は「二刀流バイク」と呼んでいる。