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西日本シティ銀行が本店建替え 博多駅前にホールを有する複合ビル

西日本シティ銀行と福岡地所は、西日本シティ銀行本店本館建替えプロジェクトの概要を発表。西日本シティ銀行の本店機能のほか、オフィスフロアや商業店舗、約400人規模のホールを配置した複合ビルを開発する。

福岡市博多区博多駅前3丁目におけるプロジェクト。はかた駅前通り地下通路に直結し、JR・地下鉄空港線・七隈線の博多駅に素早くアクセスできる利便性を特徴としている。

位置図

敷地北東側には地上・地下の歩行者ネットワークの核となる大規模立体広場「コネクティッドコア」を整備し、博多駅から住吉通りやはかた駅前通りへの回遊性向上を図る。広場はイベント利用に対応。

コネクティッドコア 地上広場イメージ

地下には室内楽コンサートを開催できる音響性能を持った、約400人規模のホールを設置。セミナーや会社説明会など多用途に利用できる施設として運用する。また、大規模災害発生時等は、帰宅困難者の一時滞在施設として提供する。

ホールイメージ

オフィスフロアは基準階面積約1,190坪で、博多駅前エリア最大級としている。内外装のデザインは、デンマークを拠点に活動する建築デザイン事務所「3XN Architect」が手掛け、博多駅前のランドマークとなる洗練されたデザインを目指す。

建物の足元部分の柱や壁面に花や緑、広場等に中低木を配し、歩行者目線で緑が連続する緑化空間を創出する。

緑化空間イメージ

所在地は福岡市博多区博多駅前3-1-1。敷地面積約5,230m2、建築面積約5,083m2、延床面積約75,678m2。規模は地上14階、地下4階。2023年11月頃着工、2026年1月頃竣工予定。