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SwitchBot AIハブ、AIエージェント「OpenClaw」に対応 単体の実行環境に
2026年2月26日 20:50
SWITCHBOTは、映像理解とローカル処理に対応した次世代スマートホームハブ「SwitchBot AIハブ」でAIエージェント「OpenClaw」をサポートした。アップデートにより「OpenClaw」をAIハブ上で実行可能になり、チャットアプリからの会話を通じて、スマートホームの操作・提案・実行までを一気通貫で行なえるようになる。
OpenClawは、PC上で動作するAIエージェントプラットフォームとして2025年11月にピーター・シュタインベルガー氏の個人プロジェクトとして開始。WhatsAppやDiscord、Slack、Teams、LINEなどのチャットアプリから利用でき、データを第三者のサーバーに預けず、ノートPCやサーバーなどの実行環境をユーザー自身で選択できる点が特徴。2月16日にはOpenAIがシュタインベルガー氏を採用し、OpenAIの支援を受けながらプロジェクトを展開していく。
OpenClawは、ユーザーの指示を理解し、複数のサービスやデバイスを横断してタスクを実行できる強力なAIエージェントだが、環境構築の手間やコストが導入の壁となっていたが、SwitchBot AIハブが対応することで、APIを用意し、数ステップの設定を行なうだけで、独立した実行環境として手軽にOpenClawを自律型エージェントとして活用できるようになる。
LINEやDiscord、iMessage、WhatsAppなどのチャットアプリから、「リビングの温度を教えて」「寝室のエアコンをつけて」といった指示が可能なほか、「寝る準備」といった曖昧な指示でも、AIが意図を汲み取り、カーテン、ライト、エアコンなどのデバイスを連動させて最適な環境を整えるという。
また、3月に予定されるローカルデバイス制御とVLM(Vision-Language Model)関連の追加アップデートにより、カメラ映像をVLMが解析し、より高度な対応が可能になる。例えば、SwitchBotのスマートテレビドアホンが来客を検知すると、AIハブ上のVLMが映像から状況を判断し、OpenClawを経由してチャットアプリに「配達員の方が荷物を持って立っています。『置き配にしてください』と応答しますか?」などと提案。ユーザーが「お願い」と返すと、ドアホンから自動で音声メッセージを再生するといった使い方を可能にする。
さらに、会話や観察から得たユーザーの習慣は、AIハブ内に保存され、「記憶」として蓄積。ユーザーが指示を出す前に、たとえば「金曜の夜は帰宅したらゲームPC&ライティングを自動オンにし、ゲーム環境を整える」といった、先回りの自動化も可能になる。また、OpenClawの「Skill」により、Apple Home、Google Home、Alexa、Home Assistantなど、異なるエコシステムを横断したデバイス操作も実現可能としている。
SwitchBot AIハブは、VLM(視覚言語モデル)を搭載したAIハブで、接続したカメラの映像を人のように理解し、その内容をテキストとして出力できる(VLM機能の利用にはAI+プランへの加入が必要)。本体価格は39,800円だが、3月9日までのAmazon「新生活セール」期間は20%OFFの31,964円で販売する。






