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LINEカレンダー登場、LINE内で家族・友だちと予定共有 7月に単体アプリ

LINEヤフーは、LINEアプリ内に「LINEカレンダー」を追加すると発表した。LINEアプリ内の同機能は3月9日以降、アプリアップデートに合わせ順次提供開始する。

7月にも、「Yahoo!カレンダー」アプリをリニューアルする形で単体アプリ「LINEカレンダー」をリリース予定で、LINEアプリ内のカレンダーと連携できる。

LINEの気遣いを解消 カレンダー機能開発の狙い

LINEカレンダーを開発した背景に、LINE上で予定調整の会話が活発に行なわれる一方で、管理はカレンダーアプリやスケジュール帳など別の場所に分散している点を挙げた。LINEドメイン メッセンジャーSBUの大原氏は、LINEで予定を立てても「予定の管理という部分は、他の場所で行なわれている」とし、結果として「自分で予定を忘れないようにしたり、約束した相手が予定を忘れているかもしれない、みたいな気遣いが発生している」と説明した。

LINEヤフー LINEドメイン メッセンジャーSBU 大原香織氏

LINEカレンダーは、こうした課題を解決するために開発された。会話の文脈からそのまま予定登録、共有、リマインドまでを一貫して扱える設計となっている。カレンダーへの導線を自然にするため、トーク内で日付が登場するとカレンダーと自動でリンク化され、ワンタップで予定を登録できる。大原氏は、予定作成の起点であるトークでの行動文脈に機能を統合することで、登録や共有、リマインドの手間を減らす狙いがあることを示した。

トークルームで作成した予定は、トークに参加するメンバーに自動で招待される。招待された人はその場で出欠を登録でき、予定が近づくと参加者にLINEでリマインド通知が届く。

予定への招待

共有カレンダー機能では、トークルームに紐付く予定をメンバー全員が閲覧できる。遊びやイベントの調整では、予定作成時の通知と事前リマインドにより、参加者の「うっかり忘れ」を抑える用途を想定する。

家族や夫婦での利用では、予定を共有しつつ、参加者を自分のみに設定することで、相手へのリマインドを抑える使い方も用意した。相手は閲覧できる一方、通知は届かない設計となる。

日付は自動的にカレンダーとリンクされる

個人利用にも対応し、自分だけの予定を登録できる。個人用カレンダーは複数作成でき、「プライベート」と「仕事」などを色分けして管理が可能。作成した予定はトークルームを横断して月表示や一覧表示で確認できる。友だちタブ上部には直近30日以内の予定を抜粋表示し、複数トークに散らばる予定をまとめて確認できるようにする。

単体アプリも提供。サービス横断の予定管理を目指す

既存機能としてあった「イベント作成」や「日程調整」との関係では、従来機能がトークルーム内で完結し横断的に扱いにくかった点を踏まえ、LINEカレンダーは横断管理やリマインドなどを備えた形として提供する。また、将来的な統合も検討する。マネタイズについては、当初は広く使われることを重視し、まずは利用拡大に注力する方針を示した。

今後の拡張予定として、LINE内の予定情報の集約や外部カレンダーとの連携、日程調整機能拡充を検討する。

コンテンツ&メンバーシップドメイン ID会員サービス SBUの山本氏は、LINEカレンダーの単体アプリはすぐに起動できる利便性やウィジェットなど、専用アプリならではの強みでLINE内カレンダーを補完すると説明。

LINEヤフー コンテンツ&メンバーシップドメイン ID会員サービスSBU 山本佐恵氏

Yahoo!カレンダーの情報は、LINEアカウントとYahoo! IDを連携することで閲覧可能となり、LINE内と単体アプリの双方で確認できる機能を提供予定としている。