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ポケモン30周年、記念施策を発表 1025種ロゴやグッズも
2026年2月26日 18:53
ポケモンは26日、1996年2月27日に「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されてから30周年を迎えることを記念し、報道関係者向け発表会を実施した。
冒頭には、ポケモン 代表取締役COOの宇都宮崇人氏が登壇。30周年を迎えられたのはファンの支援のおかげであり、これからもポケモンが愛され、楽しんでもらえるように誠心誠意尽力すると意気込みを示した。
宇都宮氏は、同社の30周年施策として現時点の全ポケモン1,025種類それぞれに30周年記念ロゴを用意したことを発表。また、30周年記念の企画テーマは「動詞」とし、「はじまる」「うたう」「たべる」といった切り口で複数の取り組みを準備している。
「はじまる」では新規ユーザーや久しぶりにポケモンに触れる層にも楽しめる入口を用意し、「うたう」では音楽を通じて一体感を生む企画を展開。「たべる」では日常の食シーンにポケモンが彩りを添え、楽しさを共有できる体験を計画している。
新ポケモンジェットやプロ野球との企画を実施
同社は30周年を記念し、複数企業・団体とのタイアッププロジェクトも展開。主な施策として、全日本空輸(ANA)の新「ポケモンジェット」就航や、日本オリンピック委員会(JOC)と連携したスポーツ施策、日本プロ野球の12球団横断企画などを順次実施する。
新たなポケモンジェットについては、ANA 上席執行役員 CX推進部長の大前圭司氏が紹介。両社は「ワクワクする旅立ちを、ポケモンたちと」をコンセプトに、2026年中に特別塗装機「ポケモンジェット」を新たに3機就航する。
機体は「ポケットモンスター 赤・緑・青」の3色をモチーフとし、「ポケモンジェット 赤」(ボーイング 787-8)と「ポケモンジェット 青」(ボーイング 737-800)は国内線、「ポケモンジェット 緑」(ボーイング 787-9)は国際線に投入する。塗装デザインや就航時期などの詳細は5月に発表される。
大前氏は、長年にわたり世界中に冒険を生み出してきたポケモンに祝意を示し、両社の取り組みが1998年の世界初のポケモンジェットから始まったと振り返った。以降、ANAはポケモンがゲームやアニメで表現してきたワクワクする気持ちを空の上で形にしてきたとし、通算8機のポケモンジェットを運航してきたという。
2026年は、ポケモンが30周年を迎えると同時に、ANAも国際線就航40周年の節目となる。同氏はこれを運命的なアニバーサリーと位置づけ、新たなポケモンジェットの就航を決めたと説明した。
JOCとの取り組みについては、JOC 専務理事の太田雄貴氏が紹介。9月から名古屋市で開催される「第20回アジア競技大会」を見据え、スポーツを楽しむ子どもたちに寄り添う存在として、ポケモンたちの「JOCキッズスポーツアンバサダー」就任を発表した。
アンバサダーにはピカチュウだけでなく、競技ごとに選ばれる「応援ポケモン」も展開。サッカーのエースバーンや空手のダゲキなど、各競技にあわせたポケモンが登場し、その魅力を発信する。
JOCは「JOCビジョン2064」を掲げ、スポーツの価値を守り広げる活動を進めている。太田氏はそのうえで、ポケモンが日本サッカー協会や日本テニス協会などと連携し、スポーツを楽しむ子どもたちの相棒として歩んできた点に触れ、JOCの理念とも通じる魅力的な活動だと評価した。
日本プロ野球とは、共同プロジェクト「ポケモンベースボールフェスタ 2026」を実施する。球団やリーグの垣根を越えた全12球団参加の大規模コラボで、プロ野球とポケモン双方のファンが互いの魅力に触れ、新しい楽しみ方を見つけられる機会の創出を目指す。
シーズンを通して、各球団のユニフォームを着たピカチュウが球場に登場し、試合やイベントを盛り上げる。また、球団ごとの個性やカラーにあわせた12種類のパートナーポケモンも用意し、キービジュアルやグッズなどで登場する。
高杉真宙さん、山本美月さんらが語るポケモンとの思い出
発表会では、俳優の高杉真宙さん、山本美月さん、永尾柚乃さんや、お笑いコンビ・レインボーのジャンボたかおさんと池田直人さんがゲストとして登壇し、トークセッションも行なわれた。
セッションでは、それぞれがポケモンとの出会いや思い出を披露。1996年生まれでポケモンと同い年の高杉さんは「幼い頃から一緒に大きくなってきた」と語り、現在9歳の永尾さんはポケモンが長く愛されている大先輩として、今回のイベントへの参加を非常に楽しみにしていたと述べた。
ジャンボたかおさんは小学1年生の誕生日に「ポケットモンスター 赤」を買ってもらったことを機にポケモン人生が始まったとコメント。池田さんは、初めて遊んだ「ポケットモンスター 銀」でヒノアラシを選んだことや、初めて観た映画が「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」だったことなど、思い出を振り返った。
30周年の歴史を振り返る場面では、山本さんが幼少期に親にゲームのレベル上げを手伝ってもらった思い出や、「Pokémon GO」の台湾イベントに父親と参加したエピソードを紹介した。
一番好きなポケモンを発表する場面では、高杉さんはフライゴン、山本さんはププリン、永尾さんはカヌチャン、ジャンボたかおさんはヤドン、池田さんはヒノアラシを挙げた。
トークセッションの最後には、ポケモンファンに向けたメッセージも送られた。レインボーの2人は年齢や国籍を問わず人々をつなぐ共通の話題としてのポケモンの存在の大きさを称賛。永尾さんと高杉さんはこれからもポケモンとともに成長していくことへの期待を口にした。
山本さんは、映画のナレーションなどで仕事でもポケモンと関わることができた喜びに触れつつ、これからもポケモンとともに年を重ねていきたいと語り、トークを締めくくった。






























