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大崎・五反田の間に39階・150mの複合施設 27年度竣工

イメージパース

東急不動産は、大崎駅と五反田駅の中間に位置する約1.6haの区域を一体的に整備する再開発事業について、東京都知事より権利変換計画の認可を受けたことを発表した。地上20階および39階の、2つの街区で構成される複合施設を開発する。2027年度竣工予定。

事業名称は「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」。施行地区は東京都品川区東五反田二丁目の一部。地上20階、地下2階、高さ約104mの1街区と、地上39階、地下1階、高さ約150mの2街区で構成される。また、目黒川に面した公園・広場空間を整備する。

計画地
配置図

周辺では公園・広場などのオープンスペースや道路整備が進められてきており、同事業はそれらをつなぎ周辺一体の開発を完成させる役割を担うとしている。

大崎駅に近いゾーンに主に業務機能を、五反田駅に近いゾーンに居住機能を整備。あわせて、道路拡幅、歩道状空地や区域中央の貫通通路の整備を行ない、安心・安全な歩行者ネットワークの構築を図る。

公園・広場空間ついては、川沿いの桜並木も含めて目黒川を地域のシンボルととらえ、水辺を活かしたオープンスペースや緑道の整備を行なう。

1街区の用途は事務所、店舗、敷地面積約9,210m2、延床面積約69,090m2。2街区の用途は住宅、保育所、敷地面積約4,440m2、延床面積約43,120m2。公園の面積は約1,500m2。解体工事に着手しており、今後本格的な工事段階に入る。

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