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ゆうぽうと跡地「五反田計画」、地上鉄骨工事完了 23年12月竣工

日本郵政不動産は、「旧ゆうぽうと」跡地で開発を進めている大規模複合施設「五反田計画(仮称)」について、地上の鉄骨工事完了に伴い上棟したことを発表。2023年12月の竣工を目指す。また、本プロジェクト2階のフロアを占めるシェアオフィスの運営者が「co-lab(コーラボ)」を展開する春蒔プロジェクトに決定した。

五反田計画は、「TOKYO, NEXT CREATION」をコンセプトに様々な事業者と連携し、オフィス・シェアオフィス・ホテル・商業が融合した多様な出会いと交流、新しい価値創造を促す次世代の街の拠点を目指すプロジェクト。1フロア1,000坪の大規模オフィスから小割オフィス、スタートアップ向けシェアオフィスまで、大小さまざまなオフィス機能を備える。

また、2階に位置するシェアオフィスの運営者が春蒔プロジェクトに決定。春蒔プロジェクトは2003年よりクリエイター向けのシェアオフィス「co-lab」を運営し、現在は「co-lab 渋谷キャスト」をはじめ、都内に5つの施設を運営してる。

本シェアオフィスは500坪超の空間に、コワーキング・個人利用できる専用デスクやブース・3~30坪の個室を有し、フリーランスやスタートアップなどのニーズに応えたスペースを提供。プロジェクト単位で利用できるサービスなどにより多様な働き方に対応する。

さらに、館内およびエリア関係者との交流プログラムや公開空地(五反田の森)を利用した地域で参加できるイベントなどを盛り込むことで、コミュニケーションの活性化を促す。

施設内には心身をリフレッシュできる空間として水風呂完備の本格サウナも併設する。

五反田の森イメージ

ホール&カンファレンスでは、企業の株主総会や式典行事・大規模研修等のビジネスユースにも対応可能。アイドルタイムなしのフードホールで軽食をとりながらのカジュアルな打合せ、サウナでととのった後にシェアオフィスで集中作業といった、ワーカーのその日の業務に合わせた多様な働き方をサポートする。

所在地は、東京都品川区西五反田八丁目4番13号。鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、地上20階、地下3階。高さ約97m。敷地面積6,700m2、延床面積69,000m2