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マイナンバーカード普及率がわかるダッシュボード デジ庁が公開

デジタル庁は19日、政策データダッシュボード(ベータ版)を公開した。第1弾としてマイナンバーカードの発行枚数などの情報を提供開始した。これまでも、新型コロナワクチン接種システム(VRS)の接種数などの統計情報を公開してきたが、オープンデータとしてより多くの行政情報の公開を進める。

第1弾となる公開情報は、マイナンバーカードの交付枚数、健康保険証との紐づけ数、公金受取口座の登録数など、マイナンバーカードに関連するデータ。

ダッシュボード(PC推奨)ではマイナンバーカードの発行枚数、健康保険証との紐づけ数などが、週次や累計などで確認できる。そのため、マイナポイント第2弾がスタートした6月末から健康保険証紐づけがどれぐらい増えたか、などの傾向も確認できる。また、データはcsvファイルのオープンデータとして公開しており、データは週次で更新する。

12月11日時点のマイナンバーカード申請枚数は7,844万5,132枚、交付枚数は6,925万8,834枚。人口に対する交付枚数は55%。

マイナンバーカードと健康保険証の累計紐付数は3,567万1,442枚で交付枚数に対する紐付率は51.5%。公金受取口座の登録数は紐付け数2,948万6,013で紐付率は42.6%。

政策データダッシュボードの狙いは、データと根拠に基づいた政策判断のため。デジタル庁は政府内で、データと根拠に基づいた政策判断・効果の可視化の推進を先導する役割を担っており、その一環として政策に関わるデータの第1弾として、マイナンバー政策に関するデータをリアルタイムに近い形で公開するもの。