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マイナンバーカード「保有枚数」を公表 8816万枚・人口の7割

総務省は、マイナンバーカードの交付枚数について、死亡などで廃止となった分などを省いた実際の保有数を公開した。6月30日時点での保有数は8,815万5,973枚で、人口に対する割合は約70.0%。累計の交付枚数は9,306万433枚で、交付枚数と保有枚数に約490万枚の開きがある。

マイナンバーカードについては、これまで累計の申請数と交付数を公開してきたが、制度開始から7年以上が経過し、死亡や有効期限切れ、紛失による再発行などで、廃止になるケースも増えてきている。そのため、実態により近い数字として「保有枚数」を公表していくこととした。

申請や交付は、日ごとに把握できるため、これまで累計の数値を公表してきた。廃止枚数の集計は、データ連携されていないものもあり、時間がかかるため、毎月末に集計して公表する。

なお、7月12日時点での申請枚数は9,749万件(人口に対する割合は約77.4%)、交付枚数が累計9,350万枚(同74.1%)。