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池袋東口に33階・180mの複合施設。'26年度竣工

東京都は、東池袋一丁目地区市街地再開発組合の設立を7月6日に認可する。文化施設、事務所、イベントホールを主要用途とする、地上33階・地下3階、高さ約180mの複合施設開発が進められる。2023年度着工、2026年度竣工の計画。

施行地区は、東京都豊島区東池袋一丁目、二丁目地内。再開発により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新、東京の国際競争力強化、駅周辺エリアの回遊性向上、および帰宅困難者受け入れスペース等の整備による地域の防災性向上や環境負荷低減を図る。

施設用途は、イベントホール、文化体験施設、事務所、駐車場等。国際アート・カルチャー都市池袋の魅力向上に資する新たな文化・交流拠点形成を目指す。

また、駅周辺エリアの回遊性の向上を図り、地区内に広場や歩道状空地を整備。そのほか、池袋駅前公園から連続した緑豊かなプロムナード空間、南北区道などの周辺道路の美装化により安全で快適な歩行者ネットワークを形成する。あわせて、同地区と駅周辺の観光資源をつなぐとともに、利便性の高い交通ネットワークを形成するため、イケバス運行拠点を整備する。

地区面積は約1.5ha、延べ面積は約155,000m2。総事業費は約1,044億円。