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池袋駅西口、最高50階建て・4街区の再開発

イメージパース(北西側より計画建物を望む)

池袋駅西口地区における、地上50階建ての街区など4街区を計画する再開発事業について、都市計画手続きが開始された。池袋駅西口地区市街地再開発準備組合と東武鉄道が発表した。

池袋駅西口地区市街地再開発準備組合(事業協力者は三菱地所、三菱地所レジデンス)による池袋駅西口地区市街地再開発事業、および東武鉄道による池袋駅直上西地区市街地再開発事業の両事業が相互一体的に整備を行なっていく「池袋駅西口地区再開発計画」について、国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され、都市計画手続きが開始された。

イメージパース(南東側より池袋西口公園、計画建物を望む)

計画地は東京都豊島区西池袋一丁目地内。特区区域面積は約6.1ヘクタール、敷地面積は約33,420m2、延床面積は約582,700m2。A・B・C・D街区の4街区で構成され、階数・高さはA街区が地上41階/地下4階・約220m、B街区は地上50階/地下5階・約270m、C街区が地上33階/地下6階・約185m。D街区は池袋西口公園。

工事期間は解体も含め、2027年度から2043年度を予定。今後は、東京圏の国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトとして、内閣総理大臣による区域計画の認定に向けて、東京都および豊島区の手続きが進められる。

イメージパース(地上から中央地下通路を望む)
イメージパース(北東側から計画建物を望む)

池袋駅西口地区では、国際アート・カルチャー都市のメインステージとなること、ウォーカブルなまち・池袋に生まれ変わることなどが求められているという。今回の開発計画では、「新たな都市の顔となるウォーカブルなまちづくりを推進する都市基盤の整備」、「国際アート・カルチャー都市として、世界から人々を呼び込む都市機能の導入」、「防災対応力強化と環境負荷低減」を基本とし、都市再生を目指し、国際アート・カルチャー都市池袋の形成を図る。