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ホンダ、米国生産車を日本へ導入 日米関税交渉の新制度活用
2026年3月5日 14:26
ホンダは、米国で生産するAcuraブランドの「ACURA INTEGRA Type S」とホンダブランドの「PASSPORT TRAILSPORT ELITE」の2モデルを日本市場に導入し、2026年後半より順次発売する。
国土交通省が新設した米国製乗用車に関する認定制度を活用したもの。米国で生産されるモデルを日本市場に導入することで、日本の多様なニーズに応えるラインアップの充実を図る。
両モデルはホンダの米国における四輪開発・生産拠点「Honda Development & Manufacturing of America」で生産されるもの。いずれのモデルも「東京オートサロン2026」と「大阪オートメッセ2026」に参考出品し、市販化への期待の声が寄せられたという。
ACURA INTEGRAは、6速マニュアルトランスミッションと2.0Lターボエンジンを搭載した高性能グレード「Type S」を導入。Acuraらしいプレミアムな雰囲気と、ストリートでの迫力ある存在感の両立を目指したハイパフォーマンスモデルとしている。
PASSPORTは、本格的なオフロード走破性能を持ちながら、オンロードでも快適な走りを提供する大型SUVモデル。日本市場には、オフロード性能を向上させた上級グレード「TRAILSPORT ELITE」を導入する。
2026年2月16日に施行された「米国製乗用車の認定制度」は、2025年7月の日米共同声明に基づき、米国側が指摘した日本の自動車基準という「非関税障壁」を解消し、市場開放を促す目的で策定されたもの。
従来の制度では、米国の安全基準を満たしていても、日本での販売には排ガスや騒音等の追加試験が必要だったが、新制度では米国基準の適合データをもって日本の基準に適合しているとみなすことで、実機試験を省いた「書類審査」のみでの認可を可能にしている。

