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楽天と日清が「完全栄養食」で連携、「楽天市場」や社員食堂で提供

楽天グループと日清食品は、日清が研究を進めている「完全栄養食」を軸に、さまざまな分野で包括的なパートナーシップ協定を締結した。

楽天の社員食堂では日清の「完全栄養食」メニューを導入する方針のほか、「楽天市場」でも完全栄養食を展開する予定。また保健事業でも完全栄養食による“未病対策”のサポートを行なう。「楽天シニア」事業では完全栄養食を通じた健康寿命の延伸、およびフレイル(加齢による心身の虚弱化)対策のサポートなど、楽天グループの幅広いサービス領域で協働を進める。

日清食品が研究を進めている「完全栄養食」は、「見た目やおいしさは従来の料理のままで、カロリー、塩分、糖質、脂質などがコントロールされ、必要な栄養素を全て満たす食」というコンセプト。インスタントラーメンなどで培った独自で最先端の食品加工技術を駆使した未来の食と位置付けている。

見た目や美味しさはそのままでカロリーなどがコントロールされている

日清のこの取り組みはすでに、医療機関での試験的な提供が行なわれたほか、トヨタが建設を進めているWoven Cityで完全栄養食メニューの提供が計画されるなど、多方面で展開が始まっている。

このほか、2022年4月に開催されたオフィス家具の展示会「オルガテック東京」では、日清食品が出展。「最先端のフードテックで社員に健康な未来を」というキャッチフレーズとともに、完全栄養食メニューのサンプルを試食できるブースを展開していた。そのメニューは、カレー、ナポリタン、親子丼と一般的なもので、サラダや味噌汁がセット。味も「普通に美味しい」と好評だった。

オルガテック東京2022で提供された「完全栄養食」メニュー
出展ブースはサンプルの試食のため、サンプル写真のようなサイズではなく手のひらサイズの小皿で提供された