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Sansan、「名刺」から「営業DX」サービスに刷新 100万以上の企業情報

Sansanは、クラウド名刺管理サービス「Sansan」を、営業DXサービス「Sansan」へとコンセプトを刷新し、「営業を強くするデータベース」としての機能強化を行なう。6月をめどに、100万件を超える企業情報を、Sansan上にデータベースとして標準搭載する。

機能強化にあたり、帝国データバンクとの連携を強化。新たに「企業DB」タブをサービス内に設置し、帝国データバンクが有する100万件を超える企業情報を、接点のあるなしに関わらず閲覧できるようになる。

データベースとして閲覧が可能になる企業情報は、産業分類、売上、従業員数、資本金等。CSVファイル形式でのダウンロードもできる。

新UIイメージ

またSansanでは、オンライン名刺機能を提供し、外部サービスとの連携によりMicrosoft TeamsのTeams会議やGoogle WorkspaceのGoogleカレンダー上でオンライン名刺の利用を可能にするなど、営業活動のオンライン化に合わせた機能を提供している。さらに2021年12月には、メール署名をSansan上で蓄積できる「メール署名取り込み」提供を開始した。

5月には、企業が運用するWebサイト上の問い合わせフォームとSansanを連携した機能「スマートフォーム」を提供予定。氏名や会社名、メールアドレス、電話番号等、フォームに登録された顧客情報のSansanへの登録が可能になる。

Sansanのデータベースは、外部システムへと連携・統合が可能。具体的には、「Sansan Data Hub」のデータ統合機能によって生成された、精緻化、リッチ化されたデータを、Salesforce、Marketo、SATORIといったCRM・SFA、MAツールと連携でき、マーケティングに活用できるとしている。