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近鉄、QRコード利用のデジタル切符利用開始

近畿日本鉄道(近鉄)は3月14日、QRコードを活用した4種類のデジタルきっぷを発売した。新たに開設したWEBサイト「きんてつチケットEモール」で購入可能。17日乗車分から利用可能となる。
QRコードリーダーを設置するのは、近鉄名古屋駅をはじめとして伊勢志摩エリアの伊勢市駅、宇治山田駅、五十鈴川駅、鳥羽駅、鵜方駅、賢島駅の計7駅。このほか、松阪駅の有人改札口にQRコード読取機能を備えた専用端末を設置し、QRコードでの乗降可能駅とする。対象駅は順次拡大予定。

QRコードでの乗り降り対応駅

利用者は、「きんてつチケットEモール」でクレジット決済によりデジタルきっぷを購入することで、各駅の自動改札機にスマホのQRコードをかざしての乗り降りが可能になる。鉄道のほか、バスやレンタカー、志摩スペイン村などでも利用でき、購入から利用までスマホを使い、シームレスに旅行を楽しめる。

「きんてつチケットEモール」でのチケット購入の流れ

きっぷは以下の4種。

・「伊勢神宮参拝デジタルきっぷ」(大人3,800円、こども(小学生)1,900円)
・「志摩スペイン村満喫デジタルきっぷ」(大人7,100円、中高生・シニア6,600円、こども(小学生)4,000円)
・「伊勢志摩レンタカークーポン付きデジタルきっぷ」(大人3,800円、こども(小学生)2,400円)
・「〈スタート記念!〉伊勢志摩往復デジタルきっぷ」(大人2,000円、こども(小学生)1,000円)

すべて特急利用の際は別途特急券が必要。また、「〈スタート記念!〉伊勢志摩往復デジタルきっぷ」は200枚の限定発売。